コロナウイルス・ワクチン全国接種を前に反対デモ

医事法違反で罰金受けたセレブ・シェフも参加

 2月22日からコロナウイルス・ワクチンの全国接種作業が始まるが、直前の20日、国内の各州都で反ワクチン抗議行動が行われた。ほとんどの行動は平和裡に進んだが、メルボルンでは参加者の一部が逮捕された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 抗議行動参加者は国内全土で数千人にのぼるものとみられており、「自分の体。自分の選択」などかつて女性解放運動で使われたスローガンも現れた。

 この抗議行動は、Australian vs The Agendaと称する団体が主催しており、「接種義務化反対」などの横幕を掲げてデモをした。ただし、接種は国民に限らずビザ滞在者も受けられ、無料だが接種義務化は行われていない。

 医薬品管理局(TGA)はこれまでにファイザー・ワクチンとアストラゼネカ・ワクチンを認可しており、ファイザー・ワクチンは先週に一部が入荷、22日から最優先グループへの接種でこのファイザー・ワクチンが投与される。また、優先順位が下がって一般国民にはアストラゼネカ・ワクチン接種が行われるが、3月末頃からの予定になっている。

 抗議行動グループは、「圧政的なオーストラリア政府に迫害され、逮捕され、起訴されている一般オーストラリア国民」代表と自称している。

 メルボルンではサウス・ヤラのフォークナー・パークに500人ほどが集まり、集会後、セント・キルダ・ロードをアルフレッド病院に向かったところで警察官が何人かの参加者を逮捕、15人にコロナウイルス規制法違反で違反通告を渡したと発表している。他にも5人が公務執行妨害などで起訴されている。

 4,000人を対象にした世論調査によると、ワクチンが出回ればできるだけ早く接種を受けたいと答えたのは48%、10月頃までには受けたいと答えたのは71%となっている。

 スコット・モリソン連邦首相は、ワクチンの安全性を示すため、率先してファイザー・ワクチンを受けると語っている。
■ソース
Anti-vaccination protesters chant ‘my body, my choice’ at rallies ahead of coronavirus jab rollout

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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