「3議員にいくら積んだ?」とQLD州首相

パーマー氏と正面衝突必至の状況

 NSW州の腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)で調査を受けている水道施設企業AWHの役員が、ブリスベン市長時代のキャンベル・ニューマン氏(現QLD州首相)に面会を申し込んだところ、ニューマン氏の所属する自由国民党(LNP、保守連合を構成している自由党と国民党はQLD州でだけ合同、LNPを名乗っている)に$5000の政治献金を要求されたとの証言が出ている。一方、北部準州の先住民族3議員が準州政権を握る郡部自由党(CLP)を脱党し、パーマー統一党(PUP)に駆け込み入党したとの報道があり、ニューマンQLD州首相がトニー・アボット連邦首相とともに記者団の前に立ち、PUP党首の鉱山富豪クライブ・パーマー氏に対して、「3人の勧誘にいくら積んだ?」と発言した。ニューマン氏は、「パーマー氏が私の政府を金で買おうとしている」と言い続けており、パーマー氏と正面衝突の構えを示している。

 ブリスベンでの記者会見でニューマン州首相は、「この人物は私の政府を買収しようとした。私たちが『この政府は売り物ではない』と言ったところ、全国を荒らし回って他の人々を買収し始めた。この3人にはどんなエサを提示した? 現金か? 地位か? 選挙資金援助か? CLPを抜けるためにどんな約束をした?」と発言した。

 ABC放送に出演したパーマー氏は、「3人が私の党に接触してきた。北部準州ではどんな資金も出したことがない。3人は北部準州、準州自治政府の人種中傷を案じて私の党に支援と保護を求めてきた」と反論している。

 CLPを脱党し、PUPに入党する北部準州自治議会の先住民族3議員は以前には労働党寄りだったがアボリジニ政策に不熱心としてCLPに鞍替え、ここでも先住民族の要求が容れられないとしてアダム・ジャイルズ首席大臣に要求書を突きつけた後、議院から飛び出した。PUP入党を明らかにしたアリソン・アンダーソン議員は、「私たちにとってPUPは3党目。労働党もCLPも似たもの同士だ。北部準州の団結のためには第三政党を求めていた。PUPには私たちから接触した。どんな金も受け取っていない」と発言した。

 労働党のクリス・ボウエン議員は、「3人はかつてのビリー・ヒューズのように政党を転々とするだけ」と評している。また、ジャイルズ首席大臣も、「パーマー氏は北部準州でも札束を見せびらかしている」と語っている。(NP)

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