WA州連邦上院やり直し選挙結果

自由党3議席、労働緑PUP各1議席

 昨年9月の総選挙でWA州の上院選挙投票用紙が1400票近く紛失したため、同州の上院選挙のみやり直しになっていた。投票は4月5日に実施されたが、事前投票、郵便投票、プレファレンス配分などの作業で発表が大幅に遅れていた。

 4月29日、オーストラリア選挙管理委員会(AEC)によって選挙結果が発表され、自由党が3議席、労働、緑、パーマー統一党(PUP)が各1議席となった。自由党は「2議席は確実」といわれていたが、3議席を確保する結果になった。

 当選者は、自由党がデビッド・ジョンソン、ミカエリア・キャッシュ、リンダ・レイノルズ、労働党がジョー・ブロック、緑の党がスコット・ラドラム、PUPがディオ・ワングの各候補者となっている。

 AECは投票開票作業を改善すると約束していたが、パースのリタイアメント・ホームで投票箱の不備から事前投票75票が無効宣言され、ホーム入居者75人が再々投票をさせられる事態が起き、AECに批判が集中した。

 やり直し選挙では新規に立候補登録が行われたため、新泡沫政党が加わり、77候補者がWA州の上院6議席を争った。このやり直し選挙でもワング候補と労働党のルイーズ・プラット候補がラドラム候補と「オーストラリア・スポーツ党のウエイン・ドロプリッチ候補に僅差で敗れたため、再集計が行われた結果、ワンダ候補とラドラム候補の当選が決まった。

 労働党は労働組合と密着しており、労組幹部が地域住民活動党員よりも優遇されてきたため、党に対する労組の影響力が強すぎるとの批判が噴き出し、労働党組織改革がいわれているさなかにこのやり直し選挙では、労働党本部がプラット現役上院議員に対して労組組織票のブロック氏を天下りさせて労働党第一候補に推したため、「何も変わっていない労働党体質」と失望の声が挙がっていた。さらに、ブロック氏がプラット氏や労働党員の誹謗中傷発言をしたことが大々的に報道されるなど労働党は大失態を演じていた。(NP)

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