QLD、自由国民党新党首決まる

PUP新議員破産宣告で番狂わせも

 2月7日付ABC放送の報道によると、QLD州の自由国民党(LNP)は、ブリスベン市内アシュグローブ選挙区で立候補していたキャンベル・ニューマン前州首相が落選したため、新党首・副党首人選を行っていたが、新党首にローレンス・スプリングボーグ議員、ニューマン州首相の下で副首相を務めたジェフ・シーニー副党首も辞任し、副党首にジャン=ポール・ラングブローク議員が選ばれた。

 一院制のQLD州州議会は定員89議席で単独多数派になるためには45議席を獲得しなければならない。2月7日の時点ではLNPが39議席、労働党が43議席となっており、他にカッターのオーストラリア党(KAP)が2議席、その他が1議席、4議席が未確定となっている。また、パーマー連合党(PUP)は、KAPよりも票を集めていながら議席を取れていない。そのためLNPが単独多数派になる可能性はなくなり、またKAPは少数派内閣を支持しないと宣言しているが、これまでの経過から労働党が少数政党の支持を得て州政権を獲得し、党首のアナスタシア・パラシェイ議員が首相に就任する見通しが強まっている。

 スプリングボーグ新党首は1989年に21歳でサザン・ダウンズ選挙区から州議会入りしており、「社会を知らず政界にどっぷり浸かったキャリア政治家」と批判されてきた。また、LNP党首として、2004年、2006年、2009年と3回の選挙戦でいずれも敗れてきた。また、2011年にはラングブローク野党LNP党首の下で副党首を務めたことがあり、今回2人の位置が逆転している。

 2月5日にはピーター・ウエリントン無所属議員が労働党支持を発表しており、来週半ばに全議席が明らかになる時に労働党が未確定4議席から1議席を獲得すれば政権を握り、VIC州議会に続いて、QLD州議会でも自由・国民党勢力が1期政権の屈辱を味わうことになる。

 ファーニー・グローブ選挙区で当選していたPUPのマーク・タバナー候補が破産宣告を受けていたことが明らかになり、失格しているため、この選挙区では補欠選挙が行われる見通しが強い。
■ソース
Lawrence Springborg elected as new Queensland LNP leader, John-Paul Langbroek as deputy

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る