オーストラリア女性40人がISIL支持者

すでにシリア、イラクに潜入と外相発言

 西側の人間やキリスト教徒だけでなく、自分たちを支持しないムスリムも対象に斬首、塔からの突き落とし、火刑、奴隷化、強制結婚などの残虐行為を続けるISIL(ISIS、イスラム国とも)の影響力は、シリア、イラクからリビアにも飛び火している。オーストラリア国籍者も100人以上がISILに投じ、うち20人強がすでに死亡しているとされている。2月25日にはジュリー・ビショップ外相が、「40人ほどのオーストラリア人女性がシリア、イラクのISILを支持して出国している」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 「イスラム国に参加する若い女性が増えているが、そのほとんどは性的奴隷か少数ながら自爆テロ実行者に仕立てられている。それを上回る数の女性がISILに投じた夫の後を追って渡っている例もあるが、ISILに加わってパートナーを探す『ジハディ・ブライド』もいるとしている。

 ISILの外人部隊の約5分の1がそういう女性達で占められており、500人以上が西洋諸国から集まってきている。ビショップ外相は、「理屈に合わない。ダイシュ(ISILの蔑称)の女性に対する態度を見てもまだ彼らを支持する気になるというのが分からない。彼らは、性的奴隷の扱い方、強姦、女性を殴ることなどを説いている。娘を持つ家族は彼女達が過激化しないよう気をつけて欲しい。過激化したと気づくのは家族や友人のはず。何らかの変化があれば警戒してもらいたい」と語っている。

 ビショップ外相は、「ゴールドコースト出身の22歳の女性はシリアにわたって何日もしないうちに死んでいる。アミラ・カロウムという女性は先にシリアの前線に渡ったISILメンバーの夫、タイラー・ケーシーの後を追ってシリアに入ったがほどなくアレッポの町で夫とともに処刑された」ことを語っている。
■ソース
Islamic State: Up to 40 Australian women, including ‘jihadi brides’, supporting terrorist activity in Syria and Iraq, Julie Bishop says

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