春はハチの大群、シドニー周辺を飛び回る季節

巣分かれに女王バチが群れを連れて移動

 湿度の高い春の気候、雨の切れ間、蜜をたたえた花が咲く季節、女王バチ同士の覇権争いで巣分かれが始まる。

 この季節、シドニーの都会に近いところでもミツバチの大群が思いがけないところにびしっと止まっているのが目撃される。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このミツバチの大群の移動のため、校庭やショッピング街が閉鎖されたり、個人の民家の庭に群がったり、ウルティモのABC本部までミツバチの襲来を受けたと伝えられている。

 新しい女王バチが生まれると、それまでいた女王バチが巣から追い出されるため、働きバチを連れて新しく巣を作るのに適した場所を求めて巣分かれするもの。

 養蜂家のダグ・パーディ氏は、この何週間かに百件を超える「ハチの群れを捕まえてくれ」という電話を受けており、「これまでにもマコーリー・ストリートのオフィス・ビル、空港ホテル、子供の遊び場などずいぶんいろんなところでハチの大群を捕獲し、他のところに巣作りさせてきた」と語っている。

 ファイブ・ドック地区のゾーイ・フェダーちゃん(7)の場合、「郵便受けに何千というミツバチが集まっていて、パパが棒で叩いて追い払ったんだけれど、次の日には道向かいの小学校に集まっていた。みんな教室に隠れて窓もドアも閉め切ったわ」と語っている。

 パーディさんは、「ミツバチは刺すと自分が死んでしまうから簡単には刺さないし、特に巣分かれの時には守る巣がないからまず刺そうとはしない。それでも、棒で突いたり、ミツバチの大群を退治することは勧められない。女王バチを捕まえて箱に入れると、他のハチもおとなしく女王バチについて箱に入ってくるものだから、そのまま、ハチの巣箱に移せばいい」と語っている。

 パーディさんと仲間のビッキー・ブラウンさんはこのような市街地に飛んでくるミツバチを捕まえ、ミツバチを保存するために「Urban Beehive」というビジネスを始めた。

 また、「ミツバチは花や果樹の受粉もしてくれるし、蜂蜜も取れるとても大事な昆虫だ」と語っている。
■ソース
Swarms of bees descend on Sydney, triggered by weather and a battle of the queens

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る