リーフ荒廃のオニヒトデ根絶に新手法

すでに25万匹を駆除

 日本でも沖縄などサンゴ礁のある海域ではサンゴを食い荒らすオニヒトデが増えすぎて問題になっている。オーストラリアでもグレート・バリア・リーフのサンゴ礁にこのオニヒトデ(crown-of-thorns starfish)が猛繁殖しており、関係科学機関が駆除手段の開発を続けている。

 オニヒトデは毒がある上に生命力が強く、簡単には退治できないといわれているが、一回の注射で24時間ないし48時間でオニヒトデの体が崩れていく薬液を開発したことが4月22日のニュースになっている。

 グレッグ・ハント連邦環境相が、「この研究機関は過去2年間試験を続け、グレート・バリア・リーフで25万匹を駆除する成果を得た」と発表している。

 この何十年かの間、グレート・バリア・リーフのサンゴの減少も42%がオニサンゴの被害と推定されている。研究者がかいはつした薬液はこれまで20回の注射でようやくオニヒトデを殺すことができたが、新しく開発した薬液は1回の注射で24時間ないし48時間で個体が崩壊していく。しかもこの注射法は他の海洋生物には安全無害とされている。そのため、駆除率もこれまでの4倍の速さになっている。

 ハント環境相は、「政府はこれまでに10万ドルを出資しており、5月予算でも200万ドルを計画している。このプログラムは今後も継続することと思う」と述べている。

 海洋公園観光オペレータ協会のダイバーは40分のダイビングでオニヒトデを1000匹以上も駆除できる。プスティーブ・ムーン・ロジェクト・マネージャは、アーリントン・リーフでは8日間で27,000匹を駆除、バット・リーフでも9,000匹、クックタウンに近いスピットファイア・リーフでも14,000匹を駆除した。しかも、めっきりサンゴの姿も濃くなってきている」と語っている。(NP)

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