「2021年の東京オリンピックは最高の大会にも」

コーツAOC会長がウイルス回復後の世界を予想

 5月9日、ジョン・コーツAOC会長が、「延期された東京オリンピック大会を2021年に開くというのは主催側にとってはかなり大きな任務になるが、実現させられればオリンピック史上最高の大会の一つになることだろう」と語ったことが伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2020年東京オリンピック競技大会とも呼ばれる第32回オリンピアード競技大会は2020年7月から8月にかけて開かれる予定だったがコロナウイルス・パンデミックのために延期され、2021年の同月日に「2020年東京オリンピック競技大会」の名称で開かれることが決まっている。しかし、その時期までにこのパンデミックが終熄しない場合にどうなるかが論議の的になっている。

 オリンピック競技大会は過去にも1916年ベルリン大会が第一次世界大戦で、1940年(東京)と44年(ロンドン)が第二次世界大戦で中止されている。しかし、国際オリンピック委員会の調整委員長を務めるコーツ氏は、両大戦終戦後初の夏季大会がいずれも優れた競技大会になったことを引用し、「コロナウイルスから復興する世界の意思を集めた東京大会は素晴らしいものなるだろう」と語っている。

 また、コーツ氏自身が開催を助け、ファン・アントニオ・サマランチIOC会長が、「史上最高の大会」と評した2000年シドニー大会をさえ上回ることも考えられるとしている。

 AOCの年次総会での発言で、コーツ氏は、「誰もが1年長く待った東京大会が開催されれば、1920年のアントワープ大会や1948年のロンドン大会に匹敵する世界の人々の喜びと安堵感を東京でも穏やかにかつ明瞭に再現することになるだろう。オリンピック史上最高の大会の一つになるだろう。シドニーっ子としての誇りの偏狭さをひとまずおいて言うなら、東京大会が史上最高の大会の一つになることを熱望している」と語った。

 コロナウイルス社会規制のため、オンラインで開催されたAOC年次総会で、コーツ氏は、「2032年にQLD州南東部でのオリンピック競技大会開催を実現させる動きもますます勢いがついてきている」と語った。
■ソース
Tokyo Olympics could be the greatest ever after the coronavirus pandemic, says AOC president John Coates

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