海軍高級将校、指揮権剥奪される

インドネシア領海侵犯事件責任

 2013年12月と2014年1月、オーストラリア海軍の艦船が「難民船押し戻し作戦」遂行中に6回にわたりインドネシア領海を侵犯した事件を調査していた税関・国境警備局と国防軍の合同調査委員会は、ソブリン・ボーダーズ作戦(OSB)遂行中に司令官(複数)が海上国境線の位置計算を誤ったためにインドネシア領海侵犯が起きたと判断した。この判断は今年2月に一部が提出されていた。

 同調査委員会の答申に基づき、海軍高級将校1人が指揮権を剥奪され、もう1人が後日懲戒を受けることが決まっており、その他の責任者は訓告を受けることが決まった。

 2月の中間報告書では、ジェームズ・ゴルドリック退役海軍少将が、オーストラリア艦船のインドネシア領海侵犯の経過を説明していた。また、国防軍の声明では、海軍本部長のレイ・グリッグズ海軍中将が、領海侵犯時に指揮を執っていた7人の指揮官のそれぞれの行為を軍規に照らして検討していると述べている。

 「その結果、海軍本部長が指揮官に対する処罰を決めた」としている。5人については訓告処分だが将来の昇進にも影響する。ただし、海軍本部長は、7人がいずれも意図的に命令に違反した事実はないとしている。また、「7人の失策はいずれも可罰的なものではないが、オーストラリア海軍の水準を維持するため、また、作戦遂行上もやむを得ない処置である」としている。

 さらに声明は、「作戦時、インドネシア諸島の基線から12カイリ以内に入ってはならないとの命令があった」としている。この説明を受けて、連邦野党労働党のデビッド・フィーニー影の国防相スポークスマン代理は、「OSBの合同タスクフォースは、オーストラリア艦船に対してあまりにもインドネシア領海に近づき過ぎている」と批判した。(NP)

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