第51回 「福島こどもプロジェクト2013・春」を振り返って

JFPピースフル通信

 

オーストラリア国内の平和への動き、
メンバーの平和への思いをお伝えするコラム
 

第51回 「福島こどもプロジェクト2013・春」を振り返って 
プレストン香寿代(JfP代表)

 

去年の8月に国際交流NGOピースボートから、「福島こどもプロジェクト」の候補地としてメルボルンを考えているので、ジャパニーズ・フォー・ピースが中心となりホストしてもらえないかと打診がありました。

まずは資金集めということで、日本とオーストラリア同時進行で募金活動を行い、メルボルンでは地元の環境NGO、教会、組合などにご案内を送り支援を求めたり、フェイスブックやローカル日本語新聞を通して募金を募りました。また、ヴィクトリア日本クラブがいち早くから賛同してスポンサーになってくださいました。

またアーティストの伊香賀典子さんが中心となり、レストランわびさびガーデンで、アート・イベントを開催。東日本大震災で犠牲になられた方々への黙祷を捧げるとともに、アーティストの方々から寄付していただいた作品のサイレント・オークション、日豪ミュージシャンやダンサーの伝統的かつモダンなパーフォーマンスのコラボもあり、アーティストと参加者が一体となったチャリティー・イベントも行いました。

典子さんが日本語を教えるギスボン高校では、生徒たちが南相馬の6校の中学校へ捧げるため千羽鶴を6個作り、インターネット上のPozible(クラウド・ファンド型ウェブサイト)を通してオンラインで募金活動を行うとともに、6千羽の折り鶴を南相馬の子どもたちがギスボン高校を訪れた際、直接手渡しました。

またボランティアの方々は、チャリティー・イベントでのお手伝いをはじめ、ウエルカム、ピクニック、そして送別会などで手作りの料理を持ち寄ってくださったり、訪問先での通訳係として協力していただきました。中には、大津波の被害の遭った地域にボランティアに行けなかったので、ぜひ手伝いたいと参加された学生の方や、メルボルン在住の福島出身の方々もたくさん集まってくださいました。私たちの呼びかけに、日本人ばかりではなく、オーストラリア人の方々からも、たくさんの温かいご支援とご協力をいただき深く感謝しております。

南相馬の中学生12人は、メルボルンに8日間滞在し、ホームステイや学校訪問を通してのローカルの人たちとの交流や英語研修のほか、農場やビーチを訪れたり、持続可能な地域の環境保護や自然エネルギー施設を見学したりし、子どもたちは自然の中で、思いきり遊び、学び、楽しんでいました。オーストラリアでの出会いや体験が、彼らの今後への勇気と励みになってくれることを願うばかりです。

■「福島こどもプロジェクト2013・春」ブログ
Web: pbv.or.jp/blog_fukushimaFukushimaYouthAmbassadors–Australia2013


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Japanese for Peaceプロフィル
2005年3月に設立した日本人を中心とする平和活動グループ。毎年8月に広島・長崎平和コンサートを開催。そのほか多数のイベントを企画すると同時に、地元のグループや活動家、他民族のグループとも交流を持ち、平和活動のネットワークを広げている。
Web: www.jfp.org.au
Email: info@jfp.org.au

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