健康祈願・厄払いを願う「菊の節句」

「ラスト陰陽師」橋本京明が、毎日を笑顔で過ごせる開運方法を指南!
 

第12回 健康祈願・厄払いを願う「菊の節句」

日本は1年の間に節句と呼ばれる行事が5つあります。今回は9月9日の「重陽の節句」、別名「菊の節句」についてお話しします。

古来より、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考えられ、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりです。めでたい反面悪いことにも転じやすいと考えられ、お祝いとともに厄祓いもしていました。中でも一番大きな陽数「9」が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。

「重陽の節句」は五節句を締めくくる行事として、昔は最も盛んでした。こうした節句は、行事と関係する植物の名前を冠して呼ばれることも多く、1月7日は「七草」、3月3日は「桃」、5月5日は「菖蒲」、7月7日は「笹」、そして今月9月9日は「菊の節句」と呼ばれています。

日本では「菊の節句」は、平安時代初期に貴族の宮中行事として取り入れられていました。当時は、中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し、菊を用いて「厄祓い」や「長寿祈願」をしていました。菊といえば晩秋の花という印象ですが、旧暦の9月9日は今の10月中ごろにあたり、まさに菊の美しい季節でした。新暦に替わって季節感が合わなくなり次第に廃れていきましたが、寿命を延ばすと信じられていた菊を使い、今でもさまざまな風習が伝えられています。

そこで今回は今でも簡単にできる菊の花を使った「健康祈願」「厄払い」の方法をお伝えします。

●食用菊で「健康祈願」
 昔は食用菊をお酒に漬け込んで菊酒を作り長寿を願いましたが、今であればお酒に菊の花びらを浮かべて飲むだけでもいいでしょう。菊は見た目の美しさだけでなく、優れた抗菌作用で食中毒を防ぐ役割もありますので、お酒に使用するだけでなく、おひたし、お吸い物、サラダなどにして食べても体にとても良いのです。

 

●風情を楽しみながら「厄払い」
 昔は菊の花に綿をかぶせて1晩置き、翌朝、菊の露や香りを含んだその綿で体を清めると、長生きできると言われていました。今は、同じように菊に薄い綿をかぶせて部屋に飾り、厄払い&リラックスをしたり、ハーブ湯のように菊を湯船に浮かべ、風情を楽しみながら健康を願いましょう。


☆プロフィル
著者・橋本京明◎神官の家系に生まれ、幼いころから念視・予知、霊感・霊体験をし、小学2年生で四柱推命、紫微斗数、奇門遁甲などの占いを学び始める。その後、数々の寺院で修行。高校卒業後は会社に勤めながら占いの個人鑑定を開始し、2008年に独立。「ラスト陰陽師」としてメディアにも多数出演。現在は東京都にオフィスを構え、個人鑑定を行っている。

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