秋の七草と自然を感じる心

「ラスト陰陽師」橋本京明が、毎日を笑顔で過ごせる開運方法を指南!
 

第15回 秋の七草と自然を感じる心

日本では秋も深まり紅葉の季節となりました。野や山を秋の草花が紅葉と共に彩っています。さて、日本では「七草」というと一般に「春の七草」が知られていますが、秋にも「秋の七草」があります。「春の七草」は、春に摘める七種の草を調理し無病息災を願って「七草粥」としていただく風習ですが、「秋の七草」は何かを祈願して食したり特別な行事としての扱いはありません。「秋の七草」の由来は、季節の花を愛でるために万葉の歌人「山上憶良」が季節に深く結びつく草花を詠んだ詩から生まれました。それが以下の2首と言われています。

●秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば 七種の花(万葉集・巻八)
意味:秋の野にとりどりに咲く花を、指を折りながらひとつひとつ数えてみると7種類の花がありました。

●萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花姫部志また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八)
読み:はぎのはな、おばな、くずはな、なでしこのはな、おみなえし、またふじばかま、あさがおのはな。

1首目は、「五・七・五・七・七」の短歌で、2首目は、「五・七・七、五・七・七」の旋頭歌です。「朝貌の花」は、「アサガオ(朝顔)」とも「ムクゲ(木槿)」とも「キキョウ(桔梗)」とも「ヒルガオ(昼顔)」ともいわれ、諸説がありますが、一般的には「キキョウ(桔梗)」を指すとするのが有力な説で、辞典類も「キキョウ」とするものが多く見られます。女郎花・オミナエシ科、尾花・イネ科、桔梗・キキョウ科、撫子・ナデシコ科、葛・マメ科、藤袴・キク科、萩・マメ科の7種です。

遠い昔、古人が野原を歩きながら美しい季節を歌に詠んだことから伝わっている「秋の七草」。あなたは道端の草花を見て数えてみたり、愛でるような気持ちを持ったことはありますか? 実は私たちの心は美しいものを見て美しいと感じるだけでも、ストレスや邪悪な気持ちが浄化されるのです。私達も今の季節を五感で感じて、言葉や文章にできる素直な心を失わずに生活していきたいものです。それがまた、心身の健康にも結びついているというのは、自然界の底知れぬ素晴らしさでもあるのです。


☆プロフィル
著者・橋本京明◎神官の家系に生まれ、幼いころから念視・予知、霊感・霊体験をし、小学2年生で四柱推命、紫微斗数、奇門遁甲などの占いを学び始める。その後、数々の寺院で修行。高校卒業後は会社に勤めながら占いの個人鑑定を開始し、2008年に独立。「ラスト陰陽師」としてメディアにも多数出演。現在は東京都にオフィスを構え、個人鑑定を行っている。

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