WELQ問題に見る正しいコンテンツの作り方

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「モノが売れない時代」における「売れる」ポイントはただ1つ、「過去の成功体験ほど疑わしいものはない」と気付けるココロです。本コラムは出版・広告業界に15年以上携わってきた著者が、販促・集客のための「気付き」を与え、あなたの“やわらかアタマ”を育てます。

WELQ問題に見る正しいコンテンツの作り方

東証一部上場企業「DeNA」が運営していた医療情報サイト「WELQ(ウェルク)」が11月29日、情報の正確性などに指摘を受け全ての記事を非公開にしました。また、12月1日には、「CAFY」(飲食)、「iemo」(インテリア)、「Find Travel」(旅行)といった人気の高いキュレーション・メディアを次々と非公開とするなど、大きな波紋を呼んでいます。

今回は、この問題から見える正しいコンテンツの作り方の注意点を紹介します。

■WELQは何が問題だったのか?

WELQは2015年10月にスタートした医療・ヘルスケア情報を集めたキュレーション・メディアです。DeNAの配信ということもあり、開始直後から注目を集め1年後には600万人を超えるユーザーがいたとされています。問題が明るみになったきっかけは16年10月26日にGoogleで「死にたい」と検索すると、WELQの記事が検索上位に表示され、その記事内にアフィリエイト広告が掲載されていたことでした。その後、サイト内の記事に対して医療知識の乏しさとや医療従事者の監修がないなどの指摘が相次ぎました。

■キュレーション・メディアの脆弱(ぜいじゃく)さ

今回問題となったDeNAの運営する各キュレーション・メディアは、どれもその分野でユーザー評価が高く、非公開となった今は多くのユーザーを混乱させています。キュレーション・メディアはSEO対策として作成されることも多く、実際は他サイトのコンテンツの一部を変えただけの「リライト」や、責任回避のため伝聞形式で書かれる記事も少なくありません。そして、これがメディアの命取りになることが分かりました。
 WELQの場合、約8,000文字前後の記事が月に100本程度アップされるなど、大量のコンテンツが配信されていましたが、その多くがプロのライターではない人が書いた記事だったことが判明しています。このように、特に医療記事となるとその信頼性が重要となるため、WELQの問題は非常に社会的責任が重いと言えるでしょう。

■正しいコンテンツの作り方

コンテンツSEOはもちろん、SEO対策はウェブ・マーケティングにおいて重要です。そこで、コンテンツ制作や企業ブログを掲載するときに注意すべきポイントを挙げましたので参考にしてみてください。

● 不得意な分野には手を出さない。
● 記事コンセプトは極力社内で決定する。
● プロのライターに依頼する。
● コピペ判定ツールを使用する。
● 英語サイトなども検索して、内容が重複していないか調べる。
● キーワードにとらわれず自然な文脈を心掛ける。

いかがでしたか?ウェブ・メディアで失った信頼を回復するのは難しく、会社の信用にもつながるためぜひ気を付けたいところですね。


森茂樹
●出版・映画会社の角川書店入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com

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