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楽笑マーケティング
「モノが売れない時代」における「売れる」ポイントはただ1つ、「過去の成功体験ほど疑わしいものはない」と気付けるココロです。本コラムは出版・広告業界に15年以上携わってきた著者が、販促・集客のための「気付き」を与え、あなたの“やわらかアタマ”を育てます。
タイトルを変更するだけで検索順位を上げる5つのコツ
ウェブサイトを作ったのはいいが、一向に検索順位が上がらず集客できないというお悩みをよく頂くのですが、手っ取り早い対策として、タイトル・タグ(HTMLで表記されている所)を見直すという方法があります。そこで、今回はタイトルを変更して検索順位を上げるコツを紹介します。
1. 具体的な数字を入れる
数字の入ったタイトルは目を引くだけでなく、クリック率を高めます。例えば、記事のタイトルで「安倍首相の支持率が急落」という記事よりも「安倍首相の支持率が35%に下落」と書いた方がクリック率は高まるということです。また、日付や年月の入るタイトルも「今年の~」とするよりも「2017年の~」とする方が検索順位が上がる可能性が高まります。
2. 表記ゆれを考える
「表記ゆれ」は日本語サイト特有の悩みです。例えば「引っ越し」は「引越し」「引越」など同じ意味の言葉でも表記の仕方で検索順位が変わることがあります。この場合、「引越し」が圧倒的に検索件数が多いということを知っていましたか? このように表記ゆれについては常に意識しておくことが大切です。
3. 行動して欲しい言葉を入れる
マーケティング用語で「コール・トゥ・アクション(CTA)」というものがあります。これはタイトルにもぜひ含めたいところです。例えばショッピング・サイトであれば「ワンピースが8月31日まで30%オフ! 今すぐご購入ください!」など、お客様にとってもらいたい「行動」の言葉を含めます。この他にも「アクセスする」「ダウンロードする」「申し込む」「問い合わせる」などの言葉がよく使われます。
4. タイトルは28~35ワード以内で
タイトル要素は検索エンジンが順位を決める200以上の要素のうち、最も効果的で重要な要素です。グーグルはタイトルについて「簡潔で」「分かりやすく」「目立つように」することを好むようです。その中で日本語のタイトルは28~35ワード以内でタイトルを付けることが推奨されています。
5. タイトルを疑問形で考える
検索エンジンは、そもそもユーザーの疑問や質問について答えるために存在しています。そのため、ブログや記事のタイトルを疑問形にすることでユーザーの共感を得られます。例えば、「2017年No.1がん保険」というタイトルよりも「2017年最も人気のあるがん保険は?」というタイトルの方がユーザーはクリックしやすいのです。
いかがだったでしょうか? 検索順位を上げるためのSEO対策は一朝一夕にはいかないですが、実際タイトルを変更しただけで劇的に検索順位が上がったというケースもあるので、ぜひ試してみてくださいね!

森茂樹
●出版・映画会社のKADOKAWA入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com