2014年販促キーワードは「我慢」

今日から売れる販促・集客のコツ

しみながら売繁盛!

楽笑マーケティング

 

「モノが売れない時代」における「売れる」ポイントはただ1つ、「過去の成功体験ほど疑わしいものはない」と気付けるココロです。本コラムは出版・広告業界に15年以上携わってきた著者が、販促・集客のための「気付き」を与え、あなたの“やわらかアタマ”を育てます。

第15回 2014年の販促キーワードは「我慢」

自然災害や政治経済で激動の年となった2013年がもうすぐ終わりますが、倍返しした人やされた人、お・も・て・な・しした人やされた人、“じぇじぇじぇ”だった人など、さまざまな人がいるかと思いますが、先行き不透明な時代だからこそ、先を読む「想像力」が大切になります。

さて、14年はどんな年になるのかをマーケティング的な観点で見てみますと、14年はあまり明るいとは言えなさそうです。

 

◆3月までが勝負!対日本ビジネス

14年があまり明るくないと言ったのは、日本向けのビジネス、日本国内のビジネスのことで、その大きな理由は皆さんもご存知の通り、「4月の消費増税」です。

この増税、ちょうどアベノミクスが実を結ぶかという時に水を差すような形で導入されるわけで、市場では景気回復したという実感があるようですが、実態経済において、消費増税の導入はやはり時期尚早だったと言えるでしょう。

この消費増税は、オーストラリアの日本人コミュニティー経済にも一定のマイナス効果が出るでしょう。

この影響を軽減するには、今現時点で起きている年末商戦の動向に注目です。10月時点の内閣府の判断では、消費動向の期待感はやや上がっているものの、大方が「変わらない」と感じています。また、過去の消費税アップ時にも駆け込み需要はそれほど上がらなかったという事実があるため、3月までで、14年の消費傾向はほぼ決まるという可能性もあります。

 

◆消費税は「3%増」じゃなく「倍増」

とまぁ、ここまでは大方の人が予想している通りのシナリオです。しかし、今回の消費増税が過去のパターンと異なることを指摘している人は少ないですね。「15年10月に消費増税は10%となる」ということを忘れているようです。

過去の増税での「買い控え」は2、3%の増税をめぐっての消費者と売り手側が「様子見」をしていたために、3月ごろになって急に駆け込み需要が増えました。しかし、今回は、「4月までに買わないと消費税が3%増える」のではなく、「あと1年半もすれば消費税が倍増する」という感覚を念頭に入れておかなければいけません。

「消費税が倍増!?」と聞けば、駆け込み消費のタイミングは早まりそうですが、あくまで15年の10%は「予定」ですので、様子見はさらに長期化する可能性があります。

そのため、不動産や自動車といった金額の大きな買い物については、14年3月までにある程度、駆け込み消費が動くと考えられますが、消費増税における駆け込み消費の一番手は「日用品」や「家電」です。

こうした日用品や家電における駆け込み消費は、恐らく増税前ぎりぎりの15年夏場にピークが来ると考えられるため、多くの業界で、14年は新商品の発表や販促などにおいても「辛抱」の年になると考えられます。


森茂樹
●出版・映画会社の角川書店入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com

 

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