サウス・バイ・サウス・ウエスト

メルボルン・ロック・シティ

メルボルン・ロック・シティ
vol.23

サウス・バイ・サウス・ウエスト

  今回は、まず何よりも日本で起きた 地震と津波、原発事故の被害に遭われ た方々に心からお見舞いを申し上げま す。メルボルンのインディペンデント・ ミュージック・シーンは日本との結びつ きも強く、既にいろいろなチャリティー ・ギグが始まっています。筆者も企画中 ですが、詳細は決まり次第ウェブサイト でお知らせしますので、そちらよりご確 認ください。
 さて今回は、メルボルンのベニュー紹 介を一旦お休みして、世界最大のイン ディー・ミュージックの祭典、アメリカは テキサス、オースティンの「サウス・バ イ・サウス・ウエスト(以下SXSW)」か らのレポートをお届けします。25年の歴 史を誇るインディー・ミュージック&フィ ルムの祭典で、2 週間にわたって10万人 以上のアーティスト、関係者、ファンが オースティンの街を埋め尽くす本イベン ト。オーストラリアからのエントリーも 多く、数年前からオーストラリアのアー ティストだけを集めた「オージーBBQ」 というベニューが、特設されるまでにな りました。そんなわけで、筆者もこの フェスについては、かなりの情報を耳に したのですが、実際に訪れてみると、その凝縮されたエネルギーにはただただ圧 倒されてしまいました。インディー・フェ スといっても、最終日は大会場でカニエ・ ウエスト、ジェイ・ジーといった超大物に よるスペシャル・ライブが組まれるなど、 メジャー・シーンからも注目されるほどの スケールを誇っていました。まさにネク スト・ビッグ・アーティストたちの登竜門 となっているのだと感じました。
 今回筆者は、初めてSXSWに出演した大 阪のVampillia(バンピリア)というバン ドに同行しました。彼らは、実験的なパ フォーマンスでメルボルンから人気に火 が付き、自分たちでレコーディングした CDが、先日ニューヨークのインポータン ト・レコードから発売されたばかり。日本 発、メルボルン経由、世界行きというメ ルボルンの立ち位置を端的に表した例と 言えるでしょう。
■メルボルンの日本向けチャリティーの情報
Web: www.japaninmelbourne.com.au/event/event/172.html
■サウス・バイ・サウス・ウエスト
Web: www.sxsw.com
■バンピリア
Web: vampillia.com


NAOプロフィル
本名は安齋直宗。キーボーディスト、アレンジャーとしてTHE BOOM、坂田おさむなど数多くのミュージシャンのツアーやレコーディングに参加。テレビ・コマーシャルやベネッセの「しまじろう」シリーズなどの子ども向けの楽曲も多く制作している。2003年メルボルンに移り、バンドLAURAのプロデュースで「Beat Magazine Single of the year 2004」を受賞するなど、地元のインディーズ・シーンに欠かせないエンジニア・プロデューサーとして多忙な日々を送る。
■NAOウェブサイト:web.mac.com / nao24db

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