レシピ/ペルシャ料理に挑戦!

多国籍なオーストラリアの簡単で美味しいレシピを紹介。

焼きナスの香ばしい風味とガーリックがきいたディップ
ペルシャ料理に挑戦!ナスのディップ
ミルザガゼミ

紀元前3000年も前から王朝が続くイラン。ペルシャというのはイランの古代からの名前で、現在のファールス地方の古名に由来しているのだそうだ。「イラン人は、親日的な人ばかり。幼い頃から、日本のドラマやアニメを見て育っているんですよ」と言うのは、マンガの『ワンピース』が大好きというサラさん。西洋諸国より、政治的、文化的にイランに対して中立な日本に好意を持つ人も多く、特に当局の規制が厳しいイランのメディアは、日本のTV番組を数多く放送しているのだそうだ。自由な表現方法を求めて、たくさんのイラン人の学生やアーティストたちが、ここオーストラリアにも移住してきている。


アーティストらしく、レシピを手書きしてくれたサラさん

サラさんは、ブリスベン在住のアーティスト。「ミルザガゼミは、ヘルシーなディップです。クラッカーやパンなど、どんなものにも良く合います」。イランでは、前菜としてとても一般的な料理なのだとか。「どんなナスを使ってもいいのですが、私は米ナスを使います」。オーストラリアのスーパーなどでも売られている丸く大きな米ナスは、身が大きく使いやすいのだそう。「大切なのは、バーベキューかオーブンでこのナスを焼くこと。ナスの皮のスモーキーな香りが、この料理の美味しさの秘訣です。私は炭のバーベキューを使います」。もしオーブンを使用するなら、電熱の部分にできるだけ近くナスの皮を近づけて焼くといいとのこと。「まず皮をしっかりと焼いて、焼き色がついて身も柔らかくなりかけてきたら引っくり返して両面焼きます」。

イランではナンにつけて食べるのが一般的だが、ちょっとしたパーティーの時にクラッカーなどと一緒に用意しておくと、おもてなし料理として重宝しそうなこのレシピ。お酒のつまみにも、ぴったり。作り方も簡単なので、ぜひチャレンジしてみよう。

 


(4~8人分)

米ナス 2個
1個
トマト 2個
にんにく 2片(刻んでおく。量は好みで加減する)
調理油 大さじ1
塩・コショウ 少々

 

作り方
① ナスを縦半分に切って、皮のまま焼く。香ばしく焼き色がついたらひっくり返し、身を柔らかくなるまで焼く。焼けたら冷まし、スプーンですくって皮から身をかき出しておく。
② トマトと水を鍋に入れ、火にかける。沸騰したらトマトを取り出し、冷ます。皮をむいて、ボウルに入れてつぶしておく。
③ フライパンで調理油を熱し、にんにくがこんがりと黄金色になるまで炒める。
④ ①のナスを③のフライパンに入れる。
⑤ さらに②のトマトを加え、火を弱火にして10分ほど炒める。もし、水分が足りないようなら、水を少々足して焦がさないように混ぜる。ディップとしてちょうど良いように、水っぽくなりすぎず、かたくなりすぎないように調整する。
⑥ 塩・コショウで味を調え、火を止める。
⑦ 卵を加えてさっと混ぜ、できあがり(卵はディップの余熱でふんわりと軽く火を通す)。


 
サラ・イラネジャドさん

イラン出身でブリスベン在住のビジュアル・アーティスト。鋭く鮮やかに彩られた彼女の絵画は、人間の無垢な内面美と辛く厳しい現実とを照らし出す。sarairannejad.com

 

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