虫歯が進行してしまった際の治療/歯科教室

ノックス・キム先生の歯科教室
虫歯が進行してしまった際の治療

 虫歯が進行すると、抜歯とインプラント治療を勧められることがあります。しかし、自身の歯を失うことに抵抗があるのは当然です。どのような治療オプションがあるかご紹介します。

まずは神経治療を

 もし歯が割れてしまったり、虫歯が悪化したために歯の神経が侵されてしまった場合は、具合によりますが、その歯を抜いてしまう前に神経治療を行うことができます。

 その治療は、抜歯をしなければならなくなってしまう前の最終手段です。もちろん、この神経治療を施術する前に虫歯の治療を行うことは非常に大事です。

 日本歯科学会のレポートでは、海外赴任者や留学生などが、現地の治療費が高い(保険が利かないため)という理由で定期検査を行わず、神経治療が必要になるほど虫歯が悪化してしまうケースが多いというデータが出ています。

 神経治療は高度なスキルを要し、リスクを伴う治療ではありますが、デンタル・マイクロ・スコープを使用することにより、そのリスクを最小限に抑えることができます。ただ、日本やオーストラリアでマイクロ・スコープを使用しているクリニックはまだ少数。また、日本ではマイクロ・スコープを使った神経治療が国民健康保険でカバーされないため、オーストラリアで治療するよりも費用が高いこともあります。

デンタル・インプラントとは

 もし神経治療を施術しても、残念ながらその後に歯を失ってしまった場合は、デンタル・インプラントという治療を受けることがベストなオプションと考えます。

 デンタル・インプラントとは、失ってしまった歯の替わりに、ハイテク技術によって人工的に作られたチタン製の歯の根を、あごの骨に埋め込む永久的な歯科治療法です。

 インプラントの治療を受ける利点は、飲食や会話がしやすくなることや、審美(見た目)が良くなることが挙げられます。

 これまで一般的だったデンタル・ブリッジに比べて、インプラントは失ってしまった歯の周りの歯に影響を与えずに治療できることもメリットの1つです。

 インプラントの治療は、初回の相談から大体3~6カ月の間で全ての治療が行えます。治療をどこで始めるかは、これからどこにどれだけ住むかを考慮して決断するのが良いでしょう。

歯科医紹介

ノックス・キム院長

ノックス・キム院長

青山デンタル・クリニック(Dental Clinic@World Tower)院長。東京都東新宿ANBI歯科副院長。元シドニー歯科大学臨床講師。20年以上の臨床経験、一般歯科治療の他に多くの歯科関連資格を保持。豪州インビザライン社指導講師を務め、現在まで1000症例以上の治療を行う。

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