第3回 トリートメントの意味と湯シャン①

キレイをつくるヘア・ケア

ツヤツヤのモテ髪を手に入れよう!

 

第3回 トリートメントの意味と湯シャン①

冬の乾燥する時期が来て、柔らかいくせ毛の人の髪でも、今までフワフワ、くるくるしていたウェーブが消えて落ち着いた感じになってきています。そう、気候がドライになってきたんですね。ゴールドコーストの冬は、昼間は暖かいし汗をかくこともあるけど、髪の毛は正直に冬を感じてます。

これからの季節、簡単に髪のお手入れができて、そして乾燥させない…。そんな方法はないのでしょうか?

まずは、簡単に毛髪のことを説明します。

毛髪には自己修復機能がないため、1度痛むと2度と元に戻りません。よく「髪の痛みを修復する」とうたっているトリートメントがありますが、髪は死んだ細胞ですから修復は不可能なのです。現実は、壁の穴ぼこにパテを塗って補修工事するというイメージですね。

最近は、ケラチン・トリートメントとか、アミノ酸を配合したトリートメントで修復したかのように内部からふっくらハリを出したりするものもあります。しかも数週間、数カ月も保てる(今や美容メーカーも、化粧品メーカーもいかに長く保てるかということに力を入れて研究しています)トリートメントもあります。

私のサロンでも最新のテクノロジーの成果をたっぷり詰め込んだ、髪を修復したかのような状態にするトリートメントを用意しています(触り心地、艶の仕上がりは見事です)。でも、傷んだ髪は爪と同様に死んだ細胞ですので、伸びてはいきますが、割れた爪がくっついて修復することはないのと同じように、表面に出ている髪の毛は修復できないのです。髪を切っても痛くないですよね。それは、死んだ細胞だからです。

では、トリートメントをしてもしょうがないのでしょうか?

傷み切った髪でもお手入れ次第で、素髪のようにきれいに修正できます。手触りが良くなればくし通りも良くなるので、それ以上傷みにくくなります。ですから、やはりトリートメントは必要なものです。

痛みにくくするためには、根本から髪を元気にしてみましょう。根本から髪質を良くするための方法としては、湯シャンをしてみるといいでしょう。前回ノープーを紹介しましたが、シャンプーを使わずにお湯だけで洗うことを湯シャンと言います。

次回は湯シャンの方法、そして効果について詳しく説明します。


美容師 ユキヒロ
Mu Hairdressing Annerley Salon
東京都出身。代官山、恵比寿で美容室展開後、2008年パースでオーストラリア第1号店をオープン。一時日本帰国するも、10年にブリスベンで美容師として再出発。13年にはゴールドコースト店オープン。ただいまオージー美容師育成中。
Web: muhd.com.au

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