ヘア・スタイルの注文の仕方

中から外から美肌・美髪つくり

ツヤツヤのモテ髪を手に入れよう!

 

第22回 ヘア・スタイルの注文の仕方


美容師「今日はどうなさいますか?」
お客さま「そっとしておいてください…」
美容師「え?」
お客さま「あ、髪型の話ですね!」
美容師「ははは…」

こんな会話はあまり多くはないと思いますが、どんな髪型にしたいかを言葉だけでやり取りする時に、美容師とお客さまの間で解釈が行き違ってしてしまうという経験は、誰しもあるのではないでしょうか。今回は美容師から見た、「ヘア・スタイルの注文の仕方」をご紹介します。

例えば、お客さまが「内巻きにしてください」と言う場合。美容師は、内巻き=毛先を内側にくるっと丸めたスタイルだと思い、実際にヘア・スタイルを作っていきます。そしていざでき上がってみると、「こうじゃなくて、毛先がなんとなく動いて内に向いてるようなスタイルを考えていた」。

これは「こんな感じ」というイメージを最初に分かり合えていなかったのが原因ですね。では、どうすれば思い通りの髪型にすることができるのでしょうか?

美容師の目線で考えてベストな方法は、まずお客さまにイメージ写真を見てもらうことです。ヘア・カタログなどに載っている写真をいくつか見せてお話しながら、そのお客さまの好きそうな、似合いそうなものを絞っていく。そして先ほどの例で言えば、「内巻き」というキーワードが秘めているさまざまな形を想像し、お客さまと美容師の持つイメージを伝え合い、すり合わせます。写真を見て言葉を重ねる中で共通点を見出し、アイデアが固まったらスタイルに合った技術の提案をし、仕上げる、というのが理想のヘア・スタイルにする近道だと思います。

美容師はお客さまから受け取った「髪型を伝えるキーワード」を基に、イメージを想像しながらスタイルを作っていきます。大好きなスタイルに仕上げるために、恥ずかしがらずに自分の言葉でたくさんのキーワードを伝えてみましょう。専門用語を知らなくても、プロの美容師がいるのですから心配はいりません。参考になるイメージ写真を美容院に持っていくのも良いですね。写真や言葉を上手に使ったコミュニケーションで、納得の髪型を手に入れましょう。

美容師 ユキヒロ
Mu Hairdressing Annerley Salon
東京都出身。代官山、恵比寿で美容室展開後、2008年パースでオーストラリア第1号店をオープン。一時日本帰国するも、10年にブリスベンで美容師として再出発。13年にはゴールドコースト店オープン。ただいまオージー美容師育成中。
Web: muhd.com.au
髪についての悩みや疑問など下記アドレスまでご応募ください。
Email: nichigopress@gmail.com 件名:髪への質問

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