NAPLANテスト

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NAPLANテスト

 

Q: 小学校5年生の子どもが、今年初めてNAPLANテストを受け、その結果が届いたのですが、見方が分かりません。教えてください。

2011年の4月号でNAPLANについてお伝えしました。「NAPLAN」とは「National Assessment Program -Literacy and Numeracy」の略で、公立と私立学校の3年生、5年生、7年生、9年生の生徒を対象に毎年5月に行われる、読み書きと計算の能力を評価するテストです。5月にテストが実施され、9月中旬よりテストの結果が送られてきます。

結果は、①グラフに自分の成績の位置が示されたもの、②問題の種類と正解率が示されたものの2種類ありますので、それぞれについてご説明いたします。

①は、「Band1〜Band6」と書かれたグラフのようなものです。そこには、オーストラリアでテストを受けた同学年の中間60%が薄い色の帯で示されており、濃い色の三角で全国平均、白い三角で所属する小学校の平均が表示されています。ご自分のお子さんの結果は、黒丸で表示されていますので、全国平均や学校平均と比較してどのあたりにお子さんが位置しているのかを知ることができます。同時に、全国の生徒がどのくらいできているかも、帯の範囲で確認できます。

②では、4 科目のテストそれぞれの全問題について、問題のカテゴリーと実際の問題番号、各州の正解率が表示されています(下図参照)。問題のカテゴリーとは、算数であればかけ算、数量、時間、分数、作文であれば語彙、文法、スペリングなどで、左に表示されている問題が、お子さんが正解した問題、右側がお子さんが不正解だった、または答えなかった問題です。

州の正解率を見ますと、正解率が低ければテストを受けた生徒の多くが解けなかったということを示しています。当然、正解率が高ければ生徒たちにとって易しい問題だったということになり、お子さんがその問題を解けなかった場合は、何か対策を立てた方がいいと思われます。

テストの結果をよく分析して、お子さんの弱点を発見し、今後の勉強の仕方などを考えていくのに役立ててください。

 

Reading
Questions which this student had correct Q State % Questions which this
student had incorrect or did not attempt
No. Correct
日本語訳 お子さんが正解した問題 問題番号 NSW州の
正解率
お子さんが不正解、または答えなかった問題

内野尚子(うちのなおこ)

プロフィル◎6年半の香港駐在を経て、96年よりシドニーに在住。11年間ローカルの幼児教育機関に教師として勤務し、その間Authorised Super visorも務める。現在は、児童教室「Universal KIDS(旧子どもクラブ)」を運営するかたわら、NPO日豪教育サポート・グループでの活動も行っている。元日本語補習校代表兼教師

 

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