第21回 子育ての環境

働くママの妊娠・出産・育児奮闘記

Being A Mum
働くママの妊娠・出産・育児奮闘記
初めて育児をオーストラリアでする!

第21回 子育ての環境

 ご存知の方もいるかもしれないが、今、日本では子どもの砂場用にオーストラリアの砂浜の砂が売られていて、人気になっているという。そしてその人気の秘密は、純白でサラサラの手触りということらしい。さらに日本のデパートでは、無料でこの砂を使った子ども用の砂遊び場を設けたところ、大評判になっているようだ。日本にいる母が送ってくれた日本の新聞記事で知ったことだ。
 保育園では殺菌した砂を置いているところもあるとのことで、「日本人の潔癖症もここまできたか」と驚いた私だが、日本のお母さんたちに言わせれば、日本の公園の砂場には猫のフン、タバコの吸殻、缶のタブなどのゴミが混じっているので、清潔・安全ではなく、子どもを安心して公園の砂場で遊ばせられない、ということらしいのだ。
 その記事を読んだ私の母は、「○○ちゃん(うちの娘の名)は、タダでそんなにきれいな砂で遊べるんだから、本当に幸せね !」と言い、また、やむなく日本に帰国した友人の1人は、「日本でいくら稼いでも、あんなにきれいな空気や青い海は買えない」とオーストラリアの住環境の良さを強調していたが、この点は私も同感だ。

働くママの妊娠・出産・育児奮闘記

 日本人の親がオーストラリアで子どもを育てる時、言葉や文化の違いや日本にいる家族との距離に不便や不安を感じることもあるが、美しいオーストラリアの自然環境は子育てには最適だろう。実際、私の家から青い海と白い砂浜が無限に広がる近所のビーチまでは、木々の茂った遊歩道を歩いて10分。公園も徒歩圏に2つ以上あり、庭のないアパートに3人で暮らしているものの、窮屈だと感じたことはない。
 高年出産だったこともあって、娘には、のびのびと元気で健康な子に育ってくれさえすればいい、と思っている。ただ、育った環境は少なからず人間の性格に影響を及ぼすのではないかということを考えると、大人顔負けのキック力で親を蹴りまくりながら大の字の姿で眠り、体育会男子のような勢いでごはんを頬ばる2歳の娘を見ていると、「のびのび」「健康」以上に豪快な子に育っているようで安心なような心配なような複雑な気持ちがする。


はな プロフィル
◎シドニーの法律事務所勤務。初めての妊娠・出産・育児に挑戦することに。9月に無事、女児を出産

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