専門家に聞いた女性の病気、男性の病気TOP3

 女性と男性では体のつくりが異なるように、かかりやすい病気もそれぞれ異なるもの。本特集では医療分野の専門家5人に、オーストラリア生活において、女性と男性によく見られる病気や、男女の体の悩みに関する疑問について話をうかがった。また、体の不調や検診などの際に助けになってくれる医療・健康機関を紹介するとともに、豆知識も掲載。2014年も健康な体と心でオーストラリア生活を送ろう。

 

     専門家に聞いた男女別の病気TOP3   |   オーストラリア医療・健康機関ガイド

 

専門家に聞いた
女性の病気、男性の病気トップ3

オーストラリアで、男女それぞれによく見られる病気とは? 現地で活躍する専門家4人にそれぞれの観点から聞いてみたところ、体のつくりや生活習慣、性格などの違いから病気も異なるという結果に。

+ 一般開業医の視点   協力=ナーマル・グレウォル院長(オブザーベトリー・タワー・メディカル・センター)

女性は尿路感染症、男性は心臓病に注意

トップ1:尿路感染症

 国籍に関係なく女性によく見られるという尿路感染症は、泌尿器系の病気。尿路である腎臓や尿管、膀胱、尿道が細菌やウイルスに感染し、炎症を起こした状態のことを指す。排尿の際に焼け付くような感覚や、頻尿、腰の痛み、発熱、血尿、尿のにごりなどの症状が現れる。

もっと詳しく!
 もし尿路感染症になってしまったら、研究所で精密な尿検査、尿の培養を行って、その後は抗生物質による治療を行う。クランベリーの錠剤(サプリ)を摂取することも治療方法に挙げられる。一番の予防対策としては、日ごろから水分を多く摂取すること。たくさん水を飲んで、たくさん尿を出して、細菌を流し出すことが大切! 症状に心当たりがある場合は我慢して放っておかずに、まず一般開業医を訪れて診断をすること。早期発見が肝心だ。

トップ2:偏頭痛

 成人患者の70%は女性で、特に若い女性に見られるという偏頭痛。頭痛、視界のぼやけ、吐き気、嘔吐、光や音に敏感になる神経障害などの症状がある。原因は不明だが治療は比較的簡単で、抗偏頭痛薬、抗炎症薬を用いた治療を行う。

トップ3:乳がん

 年齢を重ねるとともにリスクが増加するという乳がん。日本人女性は16人に1人が乳がんを患っている(欧米諸国は8~10人に1人)。家族歴がある場合や、飲酒、喫煙、高脂肪の食事、シフトワークなどによる不規則な生活をしている場合は、特にリスクが高くなる。触診、乳房超音波検査、乳房レントゲン検査(マンモグラフィー)などを用いて、定期検査を行うことで予防、早期発見を心がけよう。

トップ1:心臓病

 心臓病とは、心疾患とも呼ばれる心臓疾患の総称で、さまざまな種類がある。心臓は全身に血液を送る大切な役割を担うので、心臓病にかかることで生命に関わる重大な症状を起こすことがある。家族歴がある、血中コレステロール値が高い、高血圧、喫煙、肥満などが引き金に。

もっと詳しく!
 以前、日本人にはあまり見られなかった病気だが、近年は食事の西洋化に伴い患者数も増えている。オーストラリア生活ではなおさらだ。日本の厚生労働省の統計によると、平成23年の1年間で19万人以上が心疾患で死亡している(死因別死亡数全体の15.6%)。治療法は症状の重さにより、薬の投与から手術まで多岐にわたる。予防策は、たばこをやめる、健康的な食習慣を身に着ける、適度な運動をするなど、生活習慣を見直すこと。血液検査、血圧測定、心電図などでの定期健診も大切。

トップ2:糖尿病

 血糖値が異常に高い状態になる病気で、日本では糖尿病患者が950万人、予備軍の人を合わせると約2,000万人、オーストラリアでは320万人に及ぶ。異常なほどの喉の渇き、疲労感、頻尿、視界のぼやけ、意識障害、昏睡、手足のしびれなどの症状が現れる。肥満、体重の減少、運動不足、高血糖の食事、家族歴があることなどが発症につながる。医師による空腹時の血液検査、尿検査で早期発見を心がけたい。

トップ3:前立腺がん

 初期段階では症状が現れないが、PSAテストという血液検査での早期発見が推奨されている前立腺のがん。治療を行わずに放置しておくと、がんが骨に転移し、骨の痛みや脚力の減退などを起こす。近年急増傾向にあるので、定期健診、早期発見が要に。高脂肪・肉中心の食事や家族暦がある、加齢などが高リスクの原因になるので注意したい。

 

+ フィジオセラピストの視点   協力=奥谷匡弘先生(メトロ・フィジオセラピー)

女性は肩こり・頭痛、男性は腰痛に気を付けて

トップ1:肩こり・頭痛

 頭の重さは男女ともあまり変わらないが、それを支える筋肉の少なさなどが理由で、女性の方が肩こり・頭痛を起こしやすいようだ。正しい姿勢が改善の糸口に。

トップ2:腰痛

 長時間立っていたり、ハイヒールを履いている人は要注意。腰がそり過ぎることで腰痛になる女性が多いという。正しい姿勢などを専門家に聞くことが大切。

トップ3:お尻の痛み

 長時間座り続けている人がなりやすいのがお尻の痛み。頻繁に立ち上がってストレッチしたり歩いたりするなど、座ったままの状態を続けないようにしよう。

トップ1:腰痛

 男性は、椎間板の繊維が少し破損し炎症が出ることで、周囲の筋肉が反応し緊張する、椎間板のケガが多く見られるという。座り続けず頻繁に立ち上がることが予防に。

トップ2:ひざの痛み

 階段を踏み外したり、久しぶりに走って、ひざを痛める人が多い。しばらく運動をしていなくて最近始めた人などは、痛みが出ない程度に緩やかに行うのが大切。

トップ3:肩の痛み

 四十肩・五十肩による肩の痛みが3位に。肩が動かなくなるフローズン・ショルダーや、肩の腱に亀裂が入るものがある。普段、動かしていない人に多いのだそう。

 

+ 歯科医の視点   協力=ニコラス・ホッキング先生(ニコラス・ホッキング歯科医院)

女性は虫歯、男性は放置による症状悪化が問題 !?

トップ1:虫歯

 ストレス解消やもの珍しさから、現地のお菓子をいつもつまんでいる人は注意。間食を控えて、フッ素入り洗口液やフロスの使用、歯磨きなどで口内健康を保とう。

トップ2:妊娠による歯茎の炎症

 妊娠してホルモンが変わると、歯が浮いてくる感じがして、歯茎の炎症も起きやすくなる。丁寧な歯磨きと専用のうがい薬を使用すると予防に。

トップ3:磨き過ぎ

 女性の方が丁寧に歯を磨く傾向があるが、磨き過ぎて歯が削れてしまうことがあるという。柔らかい歯ブラシで時間をかけて丁寧に磨くように心がけよう。

トップ1:放置による症状の悪化

 男性は、歯が痛くなるまで歯医者に行かないという人が多く、症状が悪化してしまうケースがよく見られるそう。定期健診を心がけることが肝心だ。

トップ2:歯軋り

 歯軋りに悩む患者数は男女ともあまり変わりがないが、男性の方が強く歯軋りしてしまうためかマウス・ピースを作る人が多いそうだ。

トップ3:歯周病

 男性の方が喫煙者が多く、歯磨きを丁寧にしない傾向があるので、歯周病のリスクも高いという。歯磨きの方法や生活習慣を見直すことが大切。

 

+ 心理セラピストの視点   協力=さとうかおるさん(イーストサイド・カウンセリング)

男女ともストレスとウツが一番の悩み

トップ1:人間関係のストレス/ウツ

 落ち込んだ気分が続き、やる気、喜びを感じなくなるウツ。食欲の増減、倦怠感などの症状が現れる。瞑想などのストレス解消法を習慣付け、早めにカウンセラーに相談を。

トップ2:摂食障害

 体重への過度なこだわりや歪んだ自己評価が原因で、拒食症や過食症を起こす障害。悪化する前にカウンセラーに相談し、自己管理の方法を身に着け、早期改善へ。

トップ3:自傷行為

 耐え難い心の痛みの一時的な緩和や、生きている証として、頭髪を抜いたりリストカットをするなど自己の体を傷つける行為。周囲の人とカウンセラーのサポートが必要。

トップ1:仕事の悩みによるストレス/ウツ

 過度な仕事量やパワー・ハラスメント、いじめなどによるストレスやウツが男性に多い。自覚がない人も。ストレス解消に努め、症状が軽いうちにカウンセリングを。

トップ2:アルコール依存症

 飲酒の頻度と量がコントロールできなくなる薬物依存症。飲み過ぎで失敗したり、記憶がなくなる人は依存症の疑いあり。病であると認識して専門家に相談を。

トップ3:自信喪失

 仕事場でのいじめやパワー・ハラスメント、家庭内で否定的なことを言われ続けることで自信をなくす人が男性に多い。家族や仕事外でのサポートを築き、ストレス解消を。

 

+ 眼科・検眼医の視点

編集部調べ** インターネットなどで得たデータを一部使用しています。医学的な根拠に基づいた統計を表したものでなく、医師の十分な監修がなされていない部分がありますので、ご了承ください。

女性はドライアイ、男性は中心性漿液性網脈絡膜症にご用心

トップ1:ドライアイ

 加齢、乾燥、モニターを見つめ続けること、コンタクトレンズ(特にソフト)、特有の疾患、薬の副作用、喫煙などが要因に。生活習慣・環境を見直し、専門家へ。

トップ2:バセドウ病

 甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で、男性の4倍の頻度で発病。眼が大きくなったように見える、眼が出る、まぶたが腫れるなどの症状が出ることも。

トップ3:特発性視神経炎

 やや女性に多く見られる原因不明の視神経炎で、20~50代の人に発症。比較的急激に、片目または両目の視力が低下する。気になる人はすぐ専門家を訪ねて。

トップ1:中心性漿液性網脈絡膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいもうみゃくらくまくしょう)

 網膜内の黄斑に網膜剥離が起こる病気。30~50代の働き盛りの男性に多く見られる。原因は不明だがストレスの影響とも言われている。通常、自然に治っていく。

トップ2:先天色覚異常

 遺伝による色覚異常は男性に多く見られており、視神経などの眼の病気から起こる後天性の色覚異常の発症率は男女差がないそう。異常を感じたら専門家へ。

トップ3:加齢黄班変性

 中心が見えにくくなったりモノが歪んで見えたりする病気。加齢にともない起きる。豪州では女性、日本では男性がやや多いという。喫煙、肥満などで発症率が高まることも。


の体のお悩みQ&A

オーストラリア生活で、他人に聞きづらいけど気になる男女の体の悩みについて、本紙コラムでもおなじみのベテラン一般開業医、鳥居先生に聞いてみた。
協力=鳥居泰宏先生(ノースブリッジ・ファミリー・クリニック)

Q 妊娠検査薬の結果で妊娠が疑われる場合、次にどのようなステップを踏めばいいでしょうか。
A まずはかかりつけの一般開業医(GP)で受診し、妊娠を確認してもらってください。
もし妊娠したことが確かでしたら、産婦人科医(プライベート保険に1年以上加入している場合)か、公立病院の産科(メディケアだけの場合)への招待状を、GPに書いてもらうことが必要です。この時点で、妊娠した時に行う尿と血液の検査をGPがしておくこともあります。
また、特定の公立病院とGPの間では、「Shared Antenatal Care」と呼ばれるシステムがあり、妊娠中の定期健診を病院とGPの間でシェアすることもできます。
Q 男性にも更年期障害が起こることはあるのですか?
A 女性は50歳前後で女性ホルモンのレベルが低下して、更年期障害を起こすことはありますが、男性の場合、本当の意味での“更年期障害”というものはありません。
しかし、男性も高年齢になるにつれて男性ホルモンのレベルは徐々に低下していきます。
この低下の度合いは人それぞれで、平均よりも著しく低下している場合は次のような症状が起こります。

・ 疲労感、怒りっぽさ、不眠、低エネルギー、集中力減退、ウツ
・ 性欲減退、勃起障害
・ 筋力低下、肥満

 診断は、血液検査で男性ホルモン・レベルが低下していれば分かりますが、男性ホルモンの血中濃度は絶えず変動がありますので、1回だけの検査では診断できないこともあります。
治療は、男性ホルモンの投与です。経口薬、皮膚パッチ、蓄積注射などがあります。

Q オーストラリアでは避妊のためピルを飲む人が多いと聞きました。ピルの効果や副作用について詳しく教えてください。
A 避妊ピルは、オーストラリアでは一番多く使われている避妊手段です。規則正しく服用していれば、コンドームよりも避妊効果は確実ですが、性病からの保護効果はありません。
容量の違いがありますが、原則として低容量ピル(Progestogen only pill/黄体ホルモンだけ含まれているピル)も通常のピルと避妊効果は同じです。ただし、毎日同じ時間に服用することが、通常のピルを服用する時よりも大切になります。ちなみに出産後、まだ母乳を赤ちゃんにあげている時に使用する、低用量ピルの場合は、なおさら時間厳守が重要になります(3時間以内のずれまで)。
副作用においては、危険なもの(例えば血栓症)などはまれです。吐き気、乳房の痛み、不正出血などが起こることもありますが、ひどくなければ服用を続けていて、治まることも多くあります。もし、どうしても体に合わない場合は、ホルモンの配合が多少違うピルに替えてみるという手段もあります。
避妊ピルは薬局で購入できますが、医師の処方箋が必要になりますので、ご相談ください。

豆知識1 医療の窓口「GP」とは

日本では、急に熱が出たら内科、ケガをしたら外科というように、症状別に専門医を訪れるが、オーストラリアではまず、医療の窓口となる一般開業医(General Practitioner=GP)に診察してもらうことになる。GPは、内科、外科、婦人科、小児科、皮膚科、耳鼻科など、さまざまな分野の基礎知識を持っているので、症状によっては専門医に行かなくても、GPを訪れるだけで解決することも多い。すぐに診てもらえない場合もあるので、体の調子が何となく悪いと感じたら、まずはGPに電話で予約しておこう。

診察・治療後、必要であれば処方箋を書いてもらい、それを薬局に持っていって処方薬を買うのは日本と同じ。けれども、さらに特別な検査や専門医(Specialist)の診察が必要だと言われた場合は、専門医への紹介状(referral)を書いてくれるので、予約後はそれを持って専門医を訪れることになる。通常、専門医の予約には数週間かかり、場合によっては1カ月以上先になることもあるが、医学的に緊急を要するとGPが判断した際は、もちろん優先して予約してくれる。

なおGPが集まって開業している診療機関、メディカル・センター(Medical Centre)は、診療内容は個人のGPと基本的には変わらないが、検査の設備などにおいて充実している場合が多い。深夜まで診察を行っているところや、24時間体制のところもあるので、突然のケガや体調不良に備えて、最寄りのメディカル・センターを覚えておくと便利だ。

豆知識2 紫外線対策は入念に

オーストラリアの紫外線は世界的にみても強いことで知られており、単なる日焼けでは終わらず、皮膚がんなどの重大な病気につながる危険性がある。対策としては、常に紫外線から体を守ることが重要。皮膚がん防止策を提供する非営利団体サンスマート(Sun Smart)によると、たとえ曇りの日でも薄い雲なら最大80%の紫外線を通してしまう上、雲に反射して紫外線量が強くなるので注意すべきだという。日中は外での活動を避け、SPF15以上の「Broad-spectrum」と表示された日焼け止めを塗り、帽子、長袖、サングラスを着用するのが望ましいとされる。また、豪政府保健省の放射線保護・原子力安全庁(ARPANSA)の公式サイトでは、リアルタイムで紫外線(UV)情報が得られるので、出かける前にぜひ活用したい。
Web: arpansa.gov.au/uvindex

豆知識3 日本語通訳サービスが利用できる

海外で体調を崩したりケガをしたりした時に、日本語を話せる医師や看護士が病院にいると心強い。ちなみにオーストラリアでは、日本語に対応している病院が多くあるが、英語を話せない市民・永住者向けに政府が無料(ほかは有料)で提供している翻訳・通訳サービス「TIS(Translating & Interpreting Service)、Tel: 131-450」も利用可能だ。電話による通訳サービスは年中無休で、24時間対応。通話は医師と患者、通訳者の3者で行い、電話による問診や応急処置を聞くことができる。

豆知識4 知っておきたい歯科事情

歯の治療が高価なのはオーストラリアの常識。1本の虫歯を治療しただけで何千ドルも払った、などという話は日常茶飯事だ。というのも、メディケアや海外旅行傷害保険では歯の治療費がカバーされないからだ。そのためオーストラリア人や永住権保持者の中にも、歯の治療だけのために民間医療保険に加入している人は多い。

歯の治療のために保険を購入するのであれば、通常、加入後に一定のウェイティング・ピリオド(非適用期間)を設けられているため、その間にかかる治療費はカバーされない、という点に注意してほしい。

このような煩わしさを把握した上で、やはりベストなのは、痛くなってから歯科医にかかるのではなく、半年から1年にせめて1回は歯科検診をすること。また、定期的に歯科医院で歯のクリーニングをしたり、デンタル・フロスなどで毎日掃除したりすることも、ロー・コストで健康を保つ手段の1つと言える。

とはいえ、歯の治療をせざるを得ない時もあるので、治療ステップを確認しよう。

まず、初診時にレントゲンを撮るなどして症状を診断し、治療にかかる期間と費用について医師から説明を受ける。いきなり歯を削られることはない。患者には選択肢が設けられ、それを決定する権利があるからだ。施術は症状や治療についてきちんと理解した上でスタートする。ここで注意したいのは妊娠中の人。胎児への影響から、治療で使用できる麻酔薬が限られているので、診察時には必ず妊娠中であることを伝えておこう。

豆知識5 健康な歯を維持するには?

虫歯予防の基本中の基本といえば、正しい歯磨き。しかし、あまりきちんと磨けていない人は意外と多いのだ。そこで改めて正しい磨き方のおさらいをしよう!

●歯ブラシは柔らかい毛のもので、ヘッド(ブラシ部分)が小さいものを使うこと。オーストラリアで販売されているものは、日本人の口には大きすぎるものがほとんどなので。ベストなサイズは中指と人差し指を2本合わせた幅より少し小さめのもの。また、6週間に1度は新しいものに取り替えるのがポイント。

●歯を磨く時は、それぞれの歯を小さく円を描くように磨く。

●フッ素(fluoride)入りの歯磨き粉を使う。フッ素入りのうがい薬もお薦めで、寝る前に口をゆすいで寝ると、虫歯予防に。

●デンタル・フロスを併用することで、歯と歯の間の汚れを取ることができる。ちなみに、歯磨きをする前に使用すると効果的。毎晩寝る前の歯磨きの時に使用しよう。

●歯磨きは、最低でも毎日2回、1回につき5分以上は時間をかけよう。もし時間がなかったり、歯ブラシを持ち合わせていない時は、食後すぐにうがいをするだけでもかなり違う。

豆知識6 マウスガードで歯を守る

スポーツが盛んなオーストラリアでは、競技中に歯を欠いてしまったり、折ったりする事故が後を絶たない。それでもスポーツを愛好する人にお薦めなのが、歯を守ってくれるマウスガード。材質などにより値段は120〜180ドルと異なるが、歯科医で歯形を取って作ってくれる。薬局でも売っているが、歯にフィットしない分、保護力は劣るので要注意。

豆知識7 病院で使える英会話

頭がクラクラします。・・・I feel dizzy.
熱っぽい(寒気がする)のですが。・・・I feel feverish (chilly).
のどが痛みます(咳がひどいんです)。・・・I have a sore throat (terrible cough).
息が苦しいのです。・・・I’m having difficulty breathing.
吐き気がします。・・・I feel nauseous.
何度か吐きました。・・・I vomited several times.

豆知識8 眼の検診前には保険内容を確認

目の検査などは眼科医(Ophthalmologist)を訪ねることになるが、専門医なので、まずはGPから紹介状をもらおう。検眼医(Optometrist)はコンタクト・レンズや眼鏡の販売店を兼ねていることが多く、直接予約をして訪ねることができる。

メディケアでは検眼費用がカバーされるが、コンタクト・レンズや眼鏡自体の費用はカバーされないので注意。民間医療保険ではオプションにより検眼、コンタクト・レンズ費用などをカバーするものもあるが、保険加入後からウェイティング・ピリオドが設けられている場合がほとんどなので、加入時には確認しておこう。また海外旅行傷害保険では、病気やケガに関する検査しかカバーしていない場合が多いので注意。

豆知識9 手持ちの医療保険、内容は確認ずみ?

オーストラリア生活で保持する保険は、市民・永住者用は「メディケア」、一時滞在者であれば海外旅行保険や、オーストラリア国内の民間医療保険、学生用のOSHCとさまざまだが、いざという時に慌てないように、自分が加入している医療保険の内容を常に把握しておこう。必要のない内容がカバーされていて高額な保険料を払っていないか、または補償内容が不十分でないか検討することも重要だ。特に民間医療保険は種類が多く、金額の上下もあるので気を付けて選ぶこと。なお、民間医療保険の中には、駐在員などの一時滞在者向けに、メディケア並みに充実した補償内容をそろえた保険商品もある。海外旅行傷害保険に替わるオプションの1つとして考えてみる価値がありそうだ。

豆知識10 外出時のサングラスの着用はマスト

紫外線は肌だけではなく目にもダメージを与え、眼病が起こる要因の1つとされている。それらの病気は、角膜の日焼けから、翼状片(よくじょうへん)、まぶたのがんまである。例え、毎日浴びる紫外線量が少量だとしても、そのダメージが少しずつ積み重なれば、視力障害を患うことにもなりかねない。それを予防するには、外出時に必ずサングラスを身に着けることが重要になってくる。また、小さな子どもも目の保護を怠らないように、サングラスや帽子を着用させるなど、保護者は気を付けないといけない。ちなみに、オーストラリア国家規定2、3、4に沿うUVプロテクションのサングラスが適正で、目の周りを囲むデザインが望ましいとされている。

 CJM Lawyers  幌北学園 nichigowine  kidsphoto
日豪プレス 配布場所      日豪プレス 新刊発行    Oishii Japanese Restaurant Guide Covid-19 最新情報

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL


新着イベント情報

新着イベントをもっと見る