グローバル人材④

オーストラリア留学でキャリア・アップ

オーストラリア留学でキャリア・アップ

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グローバル人材④

ご承知の通り未曾有の大震災が日本を襲いました。改めて被害者の方にはご冥福をお祈りするとともに、いち早い復興を願っています。

私も、数年前の阪神大震災の時には、被災者兼ボランティアとして、体育館生活を余儀なくされた経験があります。その時、大惨事の中で日本人の素晴らしさを改めて実感したものですが、今回の件で、より一層それを実感させられています。

被災者も非被災者も、個々でできることは限られてはいますが、たとえ小さなことでも責任を持って行い、互いに協力しているその姿は眩しく、私はこれほど日本人であることを誇りに思ったことはありません。いまだ状況は悲惨なものではありますが、崩壊した街ではなく、現在進行形でがんばる日本人たちに目を向けて、希望を見出していこうと思います。

これまで私は本コラムを通して、若い日本人の皆さんがグローバルな人材へと育つようにとアドバイスをしてきましたが、そもそもそれも、この責任感に溢れた日本の素晴らしい人材を、オーストラリアを含め、世界に向けて輸出したいという思いからでした。仕事において、日本人は総じて非常に責任感が高いです。1つ1つの仕事を真面目に取り組む姿勢や、普段から相手(顧客、社内)のことをよく考え、責任感を伴って行動するという私たちの国民性は、武士道精神に基づいたものであり、仁義礼智信、つまり論語に基づいた道徳教育の影響を知らず知らずのうちに受けてきたと言い換えてもいいでしょう。

この日本人の国民性の素晴らしさは、これまではオーストラリアへ移住した皆さんによって物理的に輸出されてきたと捉えていましたが、今回の震災では、日本国内にいる日本人たちの行動が、海外のメディアで取り上げ広く絶賛される形となりました。私たちの持つ価値観が、世界でも賞賛されたのです。これは、現代日本人が既にグローバルな人材であるという立ち位置を確立した考えてもいいといえます。

ですから読者の皆さんも、そのままでも、あるいはもう1つ武器を身に着ければ、十分に世界で通用する人材になれると信じ、グローバルな目で、これからの日本の再建に1人ひとりが立ち上がっていきましょう。


オーストラリア留学でキャリア・アップ

山口幸司(やまぐち こうじ)

金融業界経験後、シドニー大学大学院MOTコースに留学。一時休学を経て2007年7月卒業。現在、スタッフ・ソリューションで留学カウンセラーを務める。日本での人事担当経験と現職の経験を活かし、就職に有利な留学アドバイスを行う。日豪の就職事情にも精通。

 

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