グローバル人材③

オーストラリア留学でキャリア・アップ

オーストラリア留学でキャリア・アップ

留学エージェントのカウンセラーが、オーストラリアのさまざまな
学部・学科をご紹介。

グローバル人材③

日本の某有名薬品会社が新卒採用の際の選考においてTOEIC730点以上取得を義務付ける、というニュースがありました。以下、1月24日付の読売新聞からの引用です。「通訳業務や海外赴任を前提とする採用を除いて、国内大手企業が新卒採用でTOEICの基準点を設けるのは極めて珍しく、他の大手企業の採用活動にも影響を与えそうだ」

オーストラリア在住の人の感覚からすると、「なぜTOEIC?」「730点で十分なの?」という声が上がることは予想されます。実際、韓国の一流企業、LGなどでは研究職を除き、TOEIC900点を超えて初めて書類選考の流れに乗るという事実があり、日本企業の採用条件はいささか低いハードルのようにも思えます。しかし、ほとんど前例がなかっただけに画期的ではあり、日本の企業が本当の意味で「グローバル化」の第一歩を踏み出したのだと、私はポジティブに考えています。

英語ができればすべてOKということではないのですが、英語すらロクにできないのでは、今後縮小均衡になるであろう日本市場から海外に活躍の場を求めていくことはできません。

使いこなせるなら、武器は1つでも多い方が有利です。今後のキャリア・プランを考える上で、せっかくオーストラリアにいるわけですから「英語」について真剣に取り組む人が増えることを望みます。

英語習得においては、英語「を」勉強するよりも英語「で」勉強をする、つまり英語で授業があるコースなどで学位を取ることが一番です。英語+アルファの「アルファ」部分が学べることに意義があるのは言うまでもないことですが、英語習得だけを考えてみても格段に実力はアップし、仕事でもあまり不自由することないレベルになっていくことは間違いありません。

ただ時間的制約から、中長期かけて学位取得のために留学することはできないという人もいるでしょう。その場合は、非常に有意義で短期からでも計画できる、ケンブリッジ英検対策コースなどをお薦めします。

注意したいのは「仕事をしながら英語を覚えたい」派の方です。残念ながら企業は語学学校ではありませんので、英語を勉強したい人ではなく既に英語ができる人を求めます。逆に早い段階で一定レベルの英語力を身に着けられれば、その後はひょっとすると仕事をしながら英語をさらに磨けるという機会があるかもしれません。


オーストラリア留学でキャリア・アップ

山口幸司(やまぐち こうじ)

金融業界経験後、シドニー大学大学院MOTコースに留学。一時休学を経て2007年7月卒業。現在、スタッフ・ソリューションで留学カウンセラーを務める。日本での人事担当経験と現職の経験を活かし、就職に有利な留学アドバイスを行う。日豪の就職事情にも精通。

 

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