第4回:準備編 ② ~自己分析ノウハウ ~

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オーストラリアで大学卒業後、日本で就活するために準備しておきたいこと

第4回:準備編(その②)自己分析ノウハウ
~なぜ自己分析をするか? どのように行うか? ~

前回は自己分析の必要性や、その方法についてご紹介しました。今回は自己分析の結果を企業選びに活用する方法をご紹介します。

 

●企業研究の「5つの軸」
 企業にはそれぞれのカラー(特徴)がありますが、それを見て、自分に合った企業なのかどうか、その企業の価値観に共感できるかどうかを確認することが、長く気持ち良く働ける企業を選ぶ上で、非常に大切になってきます。

 

よくいえば 対立軸 よくいえば 悪くいうと
気を遣う 協調 競争 引っ張る 支配的 勝手
秩序を守る 伝統 革新 明日を創る 新しいもの好き
理性的 思いやりがある 道理に合わない
活動的 行動 思考 深みがある 理屈っぽい
緻密である 緻密 スピード 結果を早く出す 間違いが多い

 出展『2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読むべき就活本』 海老原嗣夫著(プレジデント社)

この5軸はそれぞれ対照的な企業の特徴を表したものです。自分はどのような環境を好むのか、また興味のある企業はどのような環境なのかを照らし合わせながら考えてみましょう。

 

例:「体育会系の会社です」という表現を分析すると、その会社は「行動」を評価する企業、それとも先輩の言うことは絶対であるという「伝統」を重んじる企業でしょうか? どちらの解釈をすべきか、面接や説明会で企業に直接質問するか、企業に精通しているアドバイザーに聞いてみましょう。

 

●あなたのカラーは?

5軸と自己分析の結果を照らし合わせて、自分のカラーを分析してみましょう。

 

例:留学経験中、「学校のグループ・プロジェクト実施時」にモチベーションが上がったとすると、どうして上がったのかと自分に問いかけます。それは「チーム・メートと成功が分かち合えた点(協調)」なのか、それとも「何か変革を起こしたプロジェクトだった点(革新)」なのか…。このように自分のカラーを見極めていきます。

1人ひとり、モチベーションの源泉は異なります。企業との相性も考えずに企業のイメージだけで選んで入社すると、入社後に「イメージと違う」という理由で、転職することになってしまいます。そうならないよう、事前に「自分を知り」「企業を知る」努力をして、就職先を選びましょう。

 

●企業研究、さまざまな手法

海外留学をする皆さんにとっては、日本でのセミナーやOB訪問など、物理的に参加が難しいケースが多いのですが、企業研究の方法はいろいろあります。

まずブログやツイッター、2CHなどの掲示板で、興味がある企業名や「元○○社員」などを検索してみましょう。情報は過激なものもありますが、それを理解した上で利用すると、会社の特徴を知ることができます。例えば、「過酷」「離職率が高い」などのコメントから、「暇ではないだろう」「年功序列でもなさそう」などといった傾向が予想できます。

また面接は、企業が自分に合うか、そして企業側もあなたが会社の環境に合うか確かめる場でもあり、企業研究の一環ともいえますので、興味がある企業は、ある程度基礎的な情報を調べておいて面接に臨み、しっかり自己アピールをして企業との相性を探りましょう。もし内定をもらえれば、企業が「あなたのような人材はきっと当社で活躍する」と言っていることでもあるので、それを信じて入社してみるのもお薦めです。

次号ではいよいよ一時帰国で就活をするための「面接対策」についてご紹介いたします!


就職☆SPI筆記試験 対策コーナー
海外へ留学していた大学生の合格率が非常に低いといわれる筆記試験。今月は算数問題にトライしてみましょう!

 

問題1
50円切手と80円切手を合計14枚購入し、ちょうど1,000円支払いました。それぞれ何枚ずつ購入したか?

 

問題2
現在、母親の年齢は娘の年齢の6倍で、4年後には4倍になる。現在娘の年齢はいくつ?

 

解答& 解説

1.)まず、14枚すべて50円切手購入に充てた場合、50円×14枚=700円となり、300円不足する。ここから、80円切手の枚数を増やしていく。
50×13+80×1=730円/50×12+80×2=760円/50×11×80×3=790円(30円ずつ増加)。
先ほど、すべて50円切手を購入したとした場合の価格、700円と問題の1,000円の差額は300円。300÷30=10(←80円切手の枚数)となる。
つまり、解答は「50円切手:4枚、80円切手:10枚」
※(2)のように50円切手の購入枚数をX、80円切手枚数を、(14-X)と計算することも可能です。

 

2.)現在の娘の年齢=X、現在の母親の年齢=Y。【現在】6X=Y、【4年後】4(X+4)=Y+4。
6X=Yを踏まえて、4年後の数式に入っているYをすべてXに置き換えると、4(X+4)=6X+4→4X+16=6X+4→16-4=6X-4X→12=2X→X=6。
つまり、現在の娘の年齢は「6歳」となる。


小倉朋子
株式会社リクルートエージェント
【新卒マーケット】
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