第9回:業界ごとのグローバル化傾向

エージェントは知っている

エージェントは知っている 留学後の就職

オーストラリアで大学卒業後、日本で就活するために準備しておきたいこと

第9回:業界ごとのグローバル化傾向

いよいよ11月。オーストラリアの大学に留学をしている皆さんの中には、卒業前の試験で追い込みの時期に入っている方も多いのでは?今年度の日本企業の採用活動は、倫理憲章が変更になり、12月1日以前の説明会開催・エントリー受付が禁止されているため、少し後ろ倒しの傾向があります。これまでは年内に説明会を終えていた企業も多かったのですが、今年度は1〜2月に実施する企業が増加すると予想されるので、オーストラリアに留学する学生にとっては、ちょうど学校の休暇時期と重なり、チャンスと言えるかもしれませんね。

さて、今月号は業界ごとのグローバル化傾向「IT業界編」をお届けします。皆さんが興味を抱いてくれるきっかけになればと思います。

 

●IT業界での仕事基礎知識

 IT業界とひと口に言っても、企業の業務システム開発などを支えるインフラ系、携帯端末などを扱う通信系、そして近年成長が著しい業界であるネットワーク系など、さまざまな業態や社風の会社が存在しています。それぞれの業態において、働き方や仕事のやりがい、グローバル化の傾向などにも違いがありますので、仕事内容について調べてみたり、企業のホームページなどをチェックしたりすると良いと思います。

 

●インフラ系でのやりがいとグローバル化傾向

 今やビジネスを行う上で不可欠であり、事業の根底を支えているIT技術。インフラ系と呼ばれるIT企業が支えるのは、企業が抱える経営課題に対して、システムを活用したソリューションを提供します。業務効率化や生産性の向上などをクライアントに提案し、結果的に利益率向上に寄与できるようになることで、やりがいを感じることが多いそうです。

 また、プロジェクトではチームで働くことも多く、プロジェクト・マネジャーとしてのリーダーシップ力や、システム開発技術、コンサルティング力など幅広い力が身に着きます。

 女性が働きやすい環境が整っている企業も多く、日経新聞社が行っている「働きがいのある会社100ランキング」で多くのインフラ系IT企業が上位に入っていることにも注目です。

 インフラ系企業のグローバル化傾向としては、近年はあらゆるクライアントでボーダレス化が進み、英語力が必要とされる環境が増えています。英語プラスIT技術の知識を持つ人材は、転職市場でも希少な存在であり、市場価値の高い人材です。

 

●成長著しいネット系業界

 日本発のビジネス・モデル、といっても過言ではないネット事業。近年、日本国内の市場は飽和状態であり、アジアを中心とした海外展開を積極的かつスピーディーに進めている業界です。業界自体が若いため、年齢や入社年次に応じた評価体系ではなく、成果主義での評価を用いる企業が多く、「若いうちから裁量権のある仕事がしたい」「優秀な人の元で働きたい」「将来、ビジネス開発に興味がある」などといった気持ちを持つ人にはイチ押しです。

 歴史ある伝統的な大企業と比較して、スピーディーな成長や意志決定に魅力を感じて転職する方も少なくありません。近年は、海外での企業買収や事業展開を積極的に推進している背景もあり、転職者や新卒就職者、そしてもちろん在籍社員に対しても、英語力強化を強く推し進めている企業も多いです。ただし、注意したいのは「英語」だけではもちろんNG(これはどんな企業でも言えることですが)。

 オーストラリアで学んできた皆さんは「英語力」のアドバンテージがあります。先に述べたような、「成長意欲」や「働きがい」を求めるなら、ぜひチャレンジしてほしい業界と言えます。


就職☆SPI筆記試験対策コーナー

SPI試験では問題数の多さに驚く学生も多いので、制限時間を意識して回答することが重要。以下の問題を3分で解いてみてください。

 

問題
グループで遊園地に行くことになった。遊園地の入園料は1人800円であるが、20人を超す団体の場合、20人を超えた分については1人600円になる。入館料の総額を行く人数で割って、それぞれが同じ料金を支払う場合、1人当たり760円になるのは何人で行く時か。A〜Jの中から1つ選びなさい。

A:25人 B:28人 C:30人 D:32人 E:35人 F:36人 G:いずれでもない

 

解答& 解説

 代金の支払いに関する問題です。x人で行ったとすると,割引されない人の入館料の総額は、800×20=1万6,000(円)。割引される人の入館料の総額は、600×(x−20)=600x−1万2,000(円)。したがって、料金の総額は16,000+600x−12,000=600x+4,000(円)…(1)。また、x人で行くと1人あたりの料金が760円になることから、料金の総額は760x円…(2)。(1)と(2)は等しいことより760x=600x+4,000、160x=4,000、x=25。したがって、25人になります。

 

回答:A


小倉朋子

株式会社リクルートエージェント
【新卒マーケット】
海外大生のための新卒就活サポート運営

Tel: (02)8005-4771
Email: t-ogura@r-agent.co.jp
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