石井由起さん Holmesglen Institute TAFE

メルボルンでHAPPY留学

 メルボルンの大学やTAFEに通う学生の生の声を届けるコーナー。今回はTAFEのアドバンス・ディプロマ・オブ・グラフィック・デザインで学ぶ石井さんに話を聞いた。

石井由起さん(26歳)
Holmesglen Institute TAFE

■ゆったりした国で、夢の留学生活
 日本の大学を卒業後、成田空港でサービス業をしていた由起さん。自然にこぼれる笑顔が印象的だ。小さなころからの夢だった海外生活と、デザインの勉強を実現するべく留学を決意。ゆったりしたお国柄のオーストラリア、中でもサブカルチャーが盛んでヨーロッパ情緒があるメルボルンを選んだ。
 08年7月にホルムスグレン・インスティテュートTAFEに入学し、半年間でサーティフィケート4を取得。去年2月からアドバンス・コースに通い1年が過ぎようとしている。
 授業では、CDジャケットやパンフレット、商品のパッケージ、レストランのメニューなどのデザインを制作する。「多国籍の人が暮らすメルボルンだからこそ、いろいろなモノが共存している。多種多様で枠にとらわれていないですね」。また、印刷店への入稿方法を学ぶ授業のほか、2年目には約1カ月のワーク・エクスペリエンスも義務付けられており、実務を見据えたカリキュラムになっているのも嬉しいそう。
■寝ても覚めてもデザインの日々
 このコースは、3年間分のカリキュラムを2年でこなすので、授業数が多い。そんな中、満足のいく状態で課題を提出できた時や、自分のデザインに行き詰まった時にいいアイデアが思いついた時は気分爽快だと話す。「デザインには終わりというものがないので、どこで終わりにするか自分で区切りをつけるのが大変です」と、モノづくりの楽しさと厳しさを味わう日々だ。
 学業をこなす一方で、フリーランスのデザイナーとして働いている由起さん。お店のウェブサイトやパンフレットのデザインを請け負っている。「授業と違い、仕事ではクライアントが求めているものを作ります。先方と自分の意見を総合し、お互いに満足できるものになるように心がけています。孤独な作業ではないので、仕事は大好きです」と笑顔を見せる。
 最近、毎日考えるのは将来の進路。コースは今年の12月に修了する。「ビザの問題、景気、そして自分の気持ちを含め、その時の状況次第です」。夢を大切に、自分の道をフレキシブルに歩んでほしい。

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