第4回:風立ちぬ3月

はつのガーデニングごよみ
ハツカダイコンの花。清楚でかわいいです

緑と暮らそう
はつのガーデニングごよみ
第4回:風立ちぬ3月

猛暑で枯れた !
 今年の猛暑は例年になく厳しいですね。水をやっても、やったそばから乾いていく感じがします。私の庭でも多くの草花が枯れてしまいました。しかし、転んでもただで起きてはいけません。この時期収穫が終わった野菜や枯れてしまった花は思い切って抜きましょう。 そしてコンポスト(堆肥)に入れて将来の栄養に貢献させましょう。コンポストの中が乾ききっている場合は、水を撒いてやると堆肥化が進みます。


「コンポストとぬかみそ」の共通点
 コンポスト容器には、生ゴミや枯葉、刈った芝などを混ぜますが、良い堆肥になるかどうかは、これらを分解するバクテリアにかかっています。バクテリアは酸素を必要とするため、酸欠状態になるとうまく分解してくれません。ですから定期的に混ぜてやると、分解が促進されます。これは時々かき混ぜて酵母菌に酸素が行きわたるようにする「ぬか漬けのぬか床」と同じ原理です。
マルチと土の世話
 1シーズン使った敷き藁などのマルチは、腐敗して病原菌の温床になっている可能性があるので、コンポストに入れましょう。夏の間、植物を養ってきた土は栄養が欠乏しがちになっています。特に粘土質の土は表層がカチカチに堅くなっていると思います。でき上がったコンポストや肥料があれば、それを梳き込みながら土を耕しましょう。有機物、すなわち栄養が土に入るのと同時に、植物が育ちやすい柔らかい土壌へと変わっていきます。
種の収穫
 今年は特に急激に暑くなったり涼しくなったりしたために、成長しきる前に花や実を付け始める植物が多いようです。現在の環境がダメだから次の世代に賭けようという植物たちの努力。何とも涙ぐましいではありませんか。種は収穫して来年使いましょう。豆やひまわりは種が大きくて取るのが簡単ですが、菜の花系の種はごま粒よりも小さく回収に手間取ります。種の保存の基本的なルールとして、極小のものは1年、大きなものは数年、とっておくことができます。
 野菜のみならず、草花の種の収穫もぜひエンジョイしてくださいね !


はつのガーデニングあれこれ
はつ@園芸プロフィル
ひょんなことで始めた園芸にハマり、懐郷も手伝って日本野菜を収集し栽培し始める。メルボルンに長く住んでいるわりには、春の暖かい陽気に騙されて冬物をしまい込み、また引っ張り出してくる癖が抜けない。青しそ、ごぼう、三つ葉などの日本野菜の種の販売もしている。
Web : oztrials.hp.infoseek.co.jp

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