第6回:穏寒の5月

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コンポストの容器。左のは洗濯機の容器をリサイクル

緑と暮らそう
はつのガーデニングごよみ
第6回:穏寒の5月


天地返し
 夏野菜が終わった後には冬に向けての野菜を植えるのですが、種蒔きや苗を植える前に「天地返し」をしてみてはいかがでしょうか ? これは下の方に眠っている土と、上の方で堅くなった土をひっくり返してやることです。これによって土壌の改善、雑草の駆除、土の中にいる害虫の退治などが期待できます。
 天地返しをする前に、敷き藁(マルチ)があれば、それは取り除いてコンポストに入れ、相当朽ちているものはそのまま土に梳き込んでもOK。さらに夏の間に十分に堆肥化したコンポストは、このタイミングで土に混ぜるのが良いです。
落ち葉の季節
 秋を経て、街路樹からは膨大な量の葉が落ちてきます。また、庭の木々からの落葉もばかにならない量になります。これらをコンポストに入れて腐葉土にしない手はありません。
 落ち葉は、いかんせん容量がかさばるのでコンポスト容器がすぐいっぱいになってしまいます。コンポストの容器に入りきらない場合は、足で踏みつけて詰め込むか、大きいゴミ袋に葉を入れておいてカサが縮むのを待つのも手です。
 良質な堆肥を作る秘訣は、乾燥した有機物(枯葉など)と湿ったもの(刈った芝、生ゴミ)をバランスよく混ぜること。落ち葉を上手く活用してみてください。
冬野菜のネギ
 冬の時期に栽培するのに適しているのがネギです。オーストラリアのネギは、日本のものよりもひと回り細く、根本の白い部分が短いのが特徴。これには理由があって、日本でのネギの栽培方法にその秘密が隠されています。
 日本のネギの場合、ネギが生長するにつれ、根本に土をどんどん盛ってゆくので、白い部分がすくすくと伸びてゆくのです。お百姓さんが掛けた手間暇があの長~い白い部分を生み出すわけですね。ですのでこちらのネギでも同様の手間を掛けてあげれば日本式のネギを作ることができます。それと、鍋や焼きネギで活躍する下仁田ネギ、こちらではLeekの名で出ています。ぜひ、これらのネギの育成にチャレンジしてくださいね !


はつ@園芸プロフィル
 ひょんなことで始めた園芸にハマり、懐郷も手伝って日本野菜を収集し栽培し始める。農業エキスポを見学しに行く道中、まきばが焦土と化していてあ然。青しそ、ごぼう、三つ葉などの日本野菜の種の販売もしている。
Web : oztrials.hp.infoseek.co.jp

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