シドニー紀伊國屋「最新BOOKSトレンド・チェック」

読書好き集まれ!

最新BOOKSトレンド・チェック

協力:オーストラリア紀伊國屋書店(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney)

 

 本好きにとって、海外生活でつらいのは日本の本のトレンドに取り残されてしまうことではないだろうか。当連載ではシドニーCBDに店を構え、ローカルの間ではKINOの愛称で親しまれているオーストラリア紀伊國屋書店協力の下、今の日本の本のトレンドやランキング、お薦めの本を紹介していこう。お薦めの洋書も併せて毎月1冊、英語でご紹介。

ドラマ・映画とも番組改編期、関連書が売れています。

10月12日全国ロードショー『陽だまりの彼女』(文庫/越谷オサム原作)、ジャニーズ出演のドラマ『東京バンドワゴン』(文庫/小路幸也原作)、またアニメは『ダイヤのA』『弱虫ペダル』『黒子のバスケ』『マギ(第2期)』が話題となっています。

村上春樹が選んで訳した世界のラブ・ストーリー+書き下ろし短編小説、「恋」をめぐるアンソロジー新刊『恋しくてTen Selected Love Stories』も注目です。

10月のザ・シドニー・モーニング・ヘラルド・グッド・フード・マンスと歩調を合わせ、紀伊國屋書店シドニー店も10月1〜30日は料理関連書(洋書和書中文書すべて)、非会員の方も20%OFFになるフード・マンスプロモーションを実施します。『GOOD FOOD GUIDE 2014』(The Sydney Morning Herald)も好評発売中です。また10月7日のレイバー・デーに合わせて5〜7日は3日間全書籍会員限定20%OFFとなります。
大田光穂(和書担当マネジャー)

 

今、売れている本は?ベストセラー・ランキング(集計9月1日〜16日)

■文庫ベストセラー

1  花の鎖  湊かなえ  文春文庫
2  オレたちバブル入行組  池井戸潤  文春文庫
3  オレたち花のバブル組  池井戸潤  文春文庫
4  新参者  東野圭吾  講談社文庫
5  陽だまりの彼女  越谷オサム  新潮文庫

フジテレビでドラマ放映中の『花の鎖』、10月中旬に映画公開予定の『陽だまりの彼女』などメディア化タイトルが売れています。
 

■新書ベストセラー

1  人間にとって成熟とは何か  曽野 綾子  幻冬舎新書
2  野心のすすめ  林 真理子  講談社現代新書
3  里山資本主義  藻谷浩介  角川新書
4  (株)貧困大国アメリカ  堤未果  岩波新書
5  子どもが変わる怒らない子育て  嶋津良智  フォレスト出版

「1% vs 99%」の構図が世界に広がる中、日本の近未来を予言する大反響シリーズ完結編が第3位となっています。

KINOスタッフ、オススメの3冊

『祈りの幕が下りる時』 東野圭吾 講談社(価格:A$35.45、メンバー価格:A$31.91)

「悲劇なんかじゃない。これがわたしの人生」。東野圭吾、新たなる代表作。2013年、最大のサプライズ。極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが—。9月13日発売直後の紀伊國屋書店ベストセラー週間ランキングで早くも和書一般部門で1位を獲得。ファンはもちろん、まだ東野圭吾作品を読んだことのない方も、この機会に新たな代表作との呼び声も高い本作をお読みになってみてはいかがでしょうか。

 

『調理場という戦場「 コ−ト・ド−ル」斉須政雄の仕事論』 斉須政雄
 幻冬舎文庫(価格:A$13.34 、メンバー価格:$A10.67)

『月刊専門料理』(柴田書店)2013年10月号「料理書 人生を変える一冊」特集の中で取り上げられた本書。大志を抱き、23歳で単身フランスに渡った著者が、夢に体当たりして掴み取ったものとは? 「早ゴールしない方がいい」「効率のいい生き方をしていると、すり切れていってしまう」。激流のように過ぎゆく日々をくぐり抜けたからこそ出てくる、熱い言葉の数々。料理人にとどまらず、働くすべての人に勇気を与えたロングセラー。人生の転機となった本、原点に立ち返らせてくれる本、気持ちを奮い立たせてくれる本…。こうした本との出会いは、修業時代のみならず、その後の料理人人生を左右するほどの影響力を持っています。

 

『バル開業読本 10 STORIES OF BAR OWNERS NOW!』 田村亮
 柴田書店(価格:A$37.54、メンバー価格:A$30.03)

これから開業する人も、いつか開業したいあなたも。一時のブームを経て、すっかり定着した“バル(スペイン語のBAR)”という業態。今では本来のバルのあり方から派生した、自由なスタイルの日本版バルをそこかしこで見ることができる。本書では、バル・ブーム以降にオープンした人気10店のオーナーたちの、開業までの軌跡とその後の奮闘ぶりをルポ。開業のポイントとなる立地分析からメニューとドリンク・リスト、店舗見取り図、具体的な開業費用、そして「開業後の話」まで写真付きで詳細にレポートし、バル開業のリアルな姿を伝える。事業計画段階からオープンにこぎ着けるまでのスケジュールに沿った「バル開業のツボ」も収録。小さな店で独立したい人必読!

 
 

洋書コーナー担当 今月のイチオシ!

『Asian After Work – Simple Food for Every Day』Adam Liaw (A$39.98, Members A$35.98)

ASIAN AFTER WORK is a cookbook for busy people. Taking a simple and practical approach, and using easy-to-find ingredients, Adam Liaw shows how anyone can create authentic and affordable Asian dishes at home without spending hours in the kitchen. From Chicken Kra-Pow, Black Pepper Beef and Grilled Prawns with Salty Lime, to Lychee and Coconut Granita, Leche Flan and Sesame and Honey Ice Cream, ASIAN AFTER WORK brings you family favourites and new creations that you’ll come back to again and again. Join the launch event of his new book, 17th of October at Books Kinokuniya!
Reviewed by Sam – Customer Service Representative

 

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