今さら聞けないIT用語

岩戸あつしの
今さら聞けないIT用語

 

分かっているようで、実はよく分からないものが多いITワードを岩戸あつしさんが分かりやすく解説してくれる。

新連載 まずはITワードを整理しよう

今月から始まる「今さら聞けないITワード」。当連載では、最近よく目にするけど、分かっているようで分かっていない、今さら人には聞きづらいITワードを1つずつ取り上げ、噛み砕いて説明していきます。 第1回目となる今回は、まずITワード全体の分類、整理をしてみます。あちこちで耳にするITワード。それぞれのことを理解しているようでも、それを組織立って分類できているかというと、そうでないケースも多いのではないでしょうか。

まずは、ハードとソフトに分類する

まずITに関するものは、大分類としてハードウエア(以下ハード)とソフトウエア(以下ソフト)に分けることができます。ハードの例として、パソコン、サーバー機、プリンター、スキャナーなどが挙げられますが、正確に言うと手に触れることができる物(Object)がハードです。 ソフトの例としては、ウィンドウズ、マイクロソフト・ワードなどが挙げられますが、厳密にはプログラムやその手続き、処理を指します。CD-ROMを例に取ると、CD-ROMの手に触れることができるプラスティックの部分はすべてハードで、その中に収められているプログラム、情報がソフトということになります。これで分からない方のために、ITとは関係のないものですが、例えば新聞を例に取ると、新聞の紙やその上に載っているインクはハードで、記事がソフトということになります。

ハードウエアの分類

ハードの分類方法はいろいろありますが、用途によって分類する場合は、コンピュータ、モニター、入出力機器、周辺機器、ネットワーク機器など。さらにコンピュータを規模の大きさで分類すると、スーパーコンピュータ、汎用機、中型機、パソコンというようになります。

ソフトウエアの分類

ソフトの分類はある程度一般化しており、大きく分けて、O/S(基本ソフト)とアプリケーション・ソフトに分類することができます。ただ分類する人によって、コボルやC++などのコンピュータ言語を別分類にしたり、ネットワーク・プロトコルなどを別分類にしたりすることもあります。

O/S(オー・エス)

O/Sはマウスやキーボードを動かしたり、画面の設定、プリンターの設定などコンピュータに最低限必要な機能を統合したソフトで、ウィンドウズがその代表。マックOS、UNIX、携帯電話のアンドロイドなどもそれにあたります。以下に述べるアプリケーション・ソフトと比べて商品の数が圧倒的に少なく代表的なものは数えるほどしかありません。

アプリケーション・ソフト

アプリケーション・ソフトは何か仕事や役割を与えられたソフトで、市販されている何万ものソフトがこのアプリケーション・ソフトにあたります。機能的な分類だけでも、ワード・プロセッサー、スプレッドシート、プレゼンテーション・ソフト、データ・ベース、インターネット・ブラウザ、ゲームなどがあり、例えばワード・プロセッサーという分類の下にも、マイクロソフト・ワードや一太郎などがあります。ゲームはご存じのように、アクション・ゲーム、ロールプレイング・ゲーム、アドベンチャー・ゲーム、最近はさらにその下に細分化されたジャンルがあり、その先に具体的な商品があります。

ネットワーク

ネットワークも通常、ハードとソフトに分けることができますが、ネットワークや通信を理解するために、ハード、ソフトという分類で説明するよりも、ネットワークは別の独立した分類方法で説明した方が分かりやすいと考える人も多くいます。

 

 

 


 

 

岩戸あつし <著者プロフィル>
大学院卒業後、貿易会社を経て、コンピュータ・エンジニアとして活躍。日経CG などへの執筆、PCショーの講師を勤める。1992年、オーストラリアに移住。1994年シドニーにジャパン・コンピュータ・ネットを設立、主にシドニー在住の日本人、日本企業にコンピュータ・サービスを開始する。現在同代表取締役社長。

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