クロダイの練り餌釣り

クイーンズランド州の釣り情報
オーストラリアの釣りはクロダイに始まりクロダイに終わる!?

第87回
クイーンズランド州の釣り情報
フィッシング・ライター:金園 康秀
(YASU=ブリスベン在住)

 

クロダイの練り餌釣り

オーストラリアで手軽に狙える釣り魚の代表魚、クロダイ。何でも食べる悪食の魚のイメージが強く、水死体まで食べるので国によっては忌み嫌われますが、日本のアングラーの間ではその鯛の仲間らしい姿形と引きの強さから、根強い人気の釣り魚です。

日本のクロダイは警戒心が強く、釣りが難しい魚の1つですが、オーストラリアのクロダイ(主にオーストラリアキチヌ)は比較的簡単に釣れて大人から子どもまで誰でも楽しめます。

日本には釣りに関して「手軽なフナ釣りから始まりフナ釣りに終わる」という格言がありますが、さしずめオーストラリアでは「クロダイに始まりクロダイに終わる」と言えるかもしれません。

何でも食べるクロダイですが、専門に狙おうとすると餌も少し工夫すると面白くなります。手軽で安価で手っ取り早く、警戒心が薄くなるやわらかくて味がおいしい餌のにおいでクロダイを集められたら言うことがありません。


餌の材料も工夫すると釣りが格段に面白くなる

ソーセージ・ミンチ、キャットフード(魚が入っているもの)や魚の缶詰、小麦粉やパン粉(余ったパンを細かくしてもOK)などを主体にして、後は自分の好み(エビの殻とか)のものをよく混ぜて練り餌にするとクロダイの餌の完成です。

耳たぶくらいの柔らかさにし、ビー玉くらいの大きさに丸めたものの中に針全体を埋め込むように隠してポイントに投入します。最初は空うちといって、きつめに仕掛けを上げて練り餌をわざと水中に落として寄せ餌にします。ときどき空うちを繰り返して魚を寄せましょう。

大きめのクロダイは餌をその場で飲み込まず、くわえて移動しながら飲み込みますので、アタリがあってもすぐには合わせず、30センチ以上仕掛けが引っ張られた時に合わせます。練り餌は小さい魚が突っつくとすぐになくなりますので、小さいアタリがあってその後に何も引かない時は餌がないものと思って、細かく餌をチェックしましょう。

2013年9月現在、QLD州でのクロダイの持ち帰りサイズは全長25センチまでですので、それ以下のサイズの魚は将来のためにそっと放流してあげましょう。

 

オーストラリアの釣り情報
Web: www.fujimaru.com.au

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