カジキのルアー・キャスティング

クイーンズランド州の釣り情報
カジキは水面で大暴れするのでルアーが外れやすい

第103回
クイーンズランド州の釣り情報
フィッシング・ライター:金園 康秀
(YASU=ブリスベン在住)

 

カジキのルアー・キャスティング

「ヒット!」「あーっ! バレた!」

日本では、ルアーをキャストしてマグロを狙う、ゲーム・フィッシングが大流行のようだ。季節になると、関東の相模湾などではお客さんを満載した遊漁船が連日、ナブラ(編注:小魚の群れがフィッシュ・イーターと呼ばれる大型の魚に追われ、海面にさざ波を立てながら逃げていく現象)を探し求めて走り回っている。

ナブラを見つけると、マグロが好むエサとして知られるイワシや秋刀魚、アジなどに似たルアーを周辺にキャストして、マグロがヒットするのを待つ。ヒットするマグロの大きさは、20~50キロほどにも上るため、この間の釣りファンの心境は何とも説明し難い。興奮で、ナブラが見られる海面同様にさざ波が立っている状態となる。

この度、このようにルアー・キャストでマグロを狙いたい日本から来たアングラーたちから要望があり、ブリスベン、ゴールドコースト沖で大物釣りに出ることになった。しかし、ブリスベン湾では、ロングテールと呼ばれる10キロ前後の腰長マグロは回遊しているのだが、20~50キロクラスのサイズの魚を見つけることは難しい。外洋まで出てみても、10~20キロぐらいのキハダが回遊していることはあっても、残念ながらナブラが見られることはほとんどない。


50キロ前後の小型カジキでも、日本のマグロ狙いのアングラーたちは大興奮になる

そこで今回は、大物のマグロの代わりに、大物のカジキマグロをルアーで狙ってもらうことにした。マグロはヒットすると水中深く潜って逃げようとするが、カジキマグロの場合はヒットした瞬間水面高くジャンプして首を大きく振って針を外そうとする。このため、今回もせっかくヒットしたと思っても、その後一瞬にしてルアーを外され逃げられてしまうことが多かった。カジキマグロを相手にプラスチック製のルアーだけでは難易度が高く、さまざまな課題が残る。

 

オーストラリアの釣り情報
Web: www.fujimaru.com.au

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