第3回 1月は太陽の下でパーティー三昧 !

サマンサのとっておきシドニーライフ

サマンサのとっておきシドニーライフ
第3回 1月は太陽の下でパーティー三昧!
 先週末、私はハウス・ウォーミング(引越し祝い)・パーティーを、新しい住処の屋上で開いたの。私の友だちと、ボーイフレンドのジョエルとその友だちを招待して、バーベキューをしたり、屋上のプールで泳いだりしたわ。
 バーベキューって言ってるけど、実は屋上のピクニックって感じ。というのもジョエルがベジタリアンだから、私たちはバーベキューのグリルを使わなかったの。私はキッシュ、ポテト・サラダ、ガーデン・サラダ、チーズ・クラッカー、それに美味しいオリーブを用意。そしたら、私が作った蕎麦サラダが、みんなに大好評 ! 蕎麦、みりん、醤油を使った、日本料理からヒントを得たサラダなんだけど、そこに私はキュウリと唐辛子、マンゴーとミントの葉を入れたの。美味しくて、しかもとってもヘルシー !
 雨が降り始めて家の中に入らなきゃならなくなるまで、友だちがお祝いにくれたワイン・グラスで、みんなで白ワインや私のお手製フルーツポンチを飲んだわ。中断されはしたけど、太陽の下で過ごした素晴らしい1日だった…。

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友達を招待してのハウス・ウォーミング・パーティーは大盛り上がり!
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 そして私は、もうすぐやって来る、1月の素敵なパーティーの数々のことを考えてワクワクしてます♪
 今の一番の悩みは、大晦日に、どうやって去る年に別れを告げて新しい年を迎えるかってこと。満員のバスや電車、全くつかまらないタクシーというオマケが付いた“ザ・パーティー”は、どれを選んでもきっと大変なのは間違いない。でも、そんなニュー・イヤー・デーについて考えるのはとっても楽しみなの。
 今年のニュー・イヤー・デー、私は2つのチョイスの間で揺れ動いてるの。シドニーのミュージック・フェス「フィールド・デー(Field Day)」のパーティーか、それともバイロン・ベイにあるリゾート・ハウスを借り切ってのハウス・パーティーか。
 バイロン・ベイはたぶんきっと素敵。大きな家に友だちと一緒に泊まるパーティー ! でも、たった1泊のために、そこまで飛行機で行くにはちょっと高いのよね。だって私はトンボ帰りで仕事に戻らなくちゃいけないんだもの。
 フィールド・デーは毎年、ザ・ドメインで1月1日に開催されるんだけれど、基本的にはたくさん人が集まって1日中芝生の上でお酒を飲みながら音楽を聴くの。お天気さえ良ければすっごく楽しいわよ。真っ昼間の巨大な屋外ディスコ・クラブって感じ。私は2、3年前に行ったんだけど、その日は雨が少し降ったかな。でも、みんな1日中暑い中立ち通しだったから、それがかえって涼しくて良かった覚えがあるわ。たくさんの人が、タンクトップやビキニ・ラインがその夏が終わるまで消えないくらい日焼けしたものよ。
 でも、大きな難点は、トイレ。いつもギャンブルみたいなものなの ! 仮設トイレだから、その日の終わりにはすご〜く臭くなってて…(涙)。ほんの切れ端のトイレット・ペーパーすらないし ! 2、3人のグループが、麻薬犬を煙に巻いて、そこでこっそりドラッグをやってたり。

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オーストラリア・デーの様子

 まあ、そんなパーティーに参加しないにしても、やっぱり1月は公園で開かれるパーティーがシドニーではお薦め。シドニー・フェスティバルのオープニング・ナイトのパーティーがハイド・パークやザ・ドメイン、CBDの街角などなど、シドニー中の公園やストリートで開催されて、結構盛り上がるわよ。素敵な夜の雰囲気とお祭り気分が相まってとても素晴らしいと思うわ。
 でも、もし雨が降ったら ? 私はいつもシドニー・フェスティバルの間は(2010年は1月9〜30日)、いくつかの劇場でのイベントを楽しむようにしてるの。去年は、ケイト・ブランシェットの「ウォー・オブ・ザ・ロージーズ」を観たわ。すごーく長くて、2晩にわたったステージだったけど、素晴らしかった。今年は「シックス・キャラクターズ・イン・サーチ・オブ・アン・オーサー」を観たいと思ってるの。
 ザ・ドメインで行われる私のお気に入りの屋外イベントといえば「トロップフェスト(Tropfest)」ね。例えばある年には“泡”とか、1つのテーマに沿った短編映画がいくつか上映されるの。去年はジョエルが場所取りと敷物とワインをセットアップしてくれて、私は仕事の後、チーズ、パン、果物を持って駆けつけたわ。そして星空の下で2、3時間、映画を観て楽しんだの。もしも周りに何千人もの人が同じことをしてなかったら、きっともっとロマンチックだったんだけどね(笑)。

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オーストラリア・デーには各地でフェスティバルが開催

 もう1つ、すっごく楽しみなのは1月26日のオーストラリア・デー。その日は各地でいろんなフェスティバルやパーティーがあるわ。けど私は、友だちや家族と一緒に1日を過ごすのが好き。去年はママの家に家族みんなで集って、ご馳走を食べたり、バックヤード・クリケットをして楽しんだわ。すごくオーストラリアっぽいありきたりのものだけど、私の家族は集まるとホントのホントに、バックヤード・クリケットをして楽しむのよ。おばあちゃんやおじいちゃんも一緒になってね。お手軽で、私たちのダラダラした午後に合わせたのんびりプレーだけど、家族みんな同じようにクリケットをして遊ぶの。
 1月のパーティーはホントにたくさんあって、そのテーマは“太陽”“友だち”、そして“ご馳走” ! だから、やっぱり私は1年のうちでこの時季が一番好き。
 ちなみに今年のオーストラリア・デーには、家族や友だちを呼んで、また屋上パーティーを開こうと思ってるの。私の和風サラダはすごくヒットだったから、もう1度試したいし。何かほかにレシピのお薦めがある ? よかったら教えてね。
今月のオージー・イングリッシュ・フレーズ
“throw another shrimp on the barbie !”
どんどんバーベキューを楽しもう!
 オーストラリアでバーベキューっていうと、このフレーズが決り文句ってよく言われるんだけど、私の経験ではこれ、実はあんまり使わないの。バーベキューのことを“barbie”って呼ぶようなシドニーっ子たちは、“shrimp”っていう言葉は滅多に使わないわ。だってそれは80年代に、映画『クロコダイル・ダンディー』のポール・ホーガンが、オーストラリア観光の広告用に使ったアメリカ目線の言葉だから。オーストラリアでエビといったら、たいてい“prawns”って呼ばれるし、そもそもバーベキューで高価なエビは食べないわよね。
お役立ちINFO
●Sydney New Year’s Eve
Web: www.cityofsydney.nsw.gov.au/nye/2009
●Field Day
Web: www.fuzzy.com.au
●Sydney Festival
Web: www.sydneyfestival.org.au/2010
●Australia Day
Web: www.australiaday.org.au


プロフィル
Samantha Holland

シドニー大学ではジャーナリズムとコミュニケーション学を専攻。「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙の書評コーナーに記事を寄稿するほか、本紙別冊の英字誌「jstyle(ジェイスタイル)」では編集長という大役も務める23歳。

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