【新連載】みんなの「ワーホリ・ダイアリー」

新連載

がんばるワーキング・ホリデー・メーカーにフォーカス

みんなの「ワーホリ・ダイアリー」

オーストラリアでがんばるワーキング・ホリデー・メーカーを毎月紹介。


 

 

今回登場のワーホリ・メーカーは?

神原愛世(かんばらちかよ)さん

1984年生まれ・愛媛県出身
趣味・特技:ピアノ演奏
 

ビジネス・シーンで使える本物の英語力を身に着けるため、
ローカル企業で奮闘中

 

いろいろな英語を聞けるのが魅力だった

現在、シドニー・シティのすぐ近くのサバーブ、ウルティモのシェア・ハウスで暮らしながら、ローカル企業に勤務をしている神原さんが、渡豪を決意したのは1年半前にさかのぼる。

「18歳くらいのころからずっと海外での生活を体験したいと思っていたのですが、学生時代は貯金もなかったため踏み切れず、卒業後は何となく流れにのって就職してしまいました」

もともと海外志向の強かった神原さんだが、実は始めて海外に出たのは20代半ばのころ。

「ハワイを訪れたのですが、現地で英語が母国語の外国人と友達になりました。そして英語を話す人たちが住んでいる世界を目の当たりにし、英語を使えることへの憧れを感じたんです。日本語では、すみません、申し訳ないなどマイナスの言葉から会話が始まるケースが多いですが、英語の場合はプラスな言葉から始まることが多い。その違いを私はすごく大きなことだと感じ、英語を魅力的な言葉だなって思ったんです。そして本格的にマスターしたいと思うようになり、ますます海外に出たいという気持ちが強まりました」

日本では食品系会社のOLとしてそれなりのキャリアもあり、会社は居心地が良く、仕事に対して文句はない。辞めるネガティブな理由は何もない。ただ、「後悔したくない」から仕事を辞めることを決意した。

その半年後の2011年の8月、神原さんはオーストラリアの地へと足を踏み入れた。

「オーストラリアを選んだ理由ですか?仕事が見つけやすそうだというのもありましたが、それ以上にオーストラリアではいろいろな英語が聞けるというのが魅力的でした。いろいろな国の英語をすべて聞き取れて、初めて英語を使えるということだから、それを体験できることが魅力的に映りました」

 
ファームでの大きな出会い

来豪後は、シドニーの語学学校に2カ月間通い、その後すぐにVIC州の町ミルジューラに拠点を移し、ファームでの仕事に従事。セカンド・ワーキング・ホリデー・ビザを取得するためというのがきっかけだったが、アデレードからもメルボルンからも数百キロ離れた田舎町での生活は、生きた英語が学べる最高の環境だった。ここで、数多くの外国の友人たちを作ったという。結局彼女はそこで6カ月間を過ごした。

ファームでの生活で1つの大きな出会いがあった。それが今付き合っているアイルランド人のシェーンさん(24歳)との出会いだ。

「身の丈ほどの雑草を刈る本当に大変な仕事があって、そこで一緒になったのがシェーンでした。気付けばいつでもずっと隣にいるなと思っていたんですが、ある日突然大告白をされたんです。でもそんな気はなかったし断りました。それから数カ月、ある日彼が突然『シドニーに行きたい』と言うんです。私は『行けば』と答えました。しかし、彼は結局シドニーには行かず、その後もずっと毎日私の近くにいました。そのうち気持ちが変わり始めたんです」

彼女は彼と付き合うことを決意し、2人でファームを離れ、シドニーへと移動。すぐに仕事探しを始める。そんな中、彼女はいつの間にかずいぶんと上達していた英語力と、学生時代に学んだ情報処理の知識が功を奏し、アパレル系のローカル企業のシステム系の職種に採用された。

「こちらに来た目的がビジネスでもきちんと使える英語力を身に着けることだったから、がんばってローカルのオフィスでの仕事を探そうと思っていました。ただ、やはり大変ですね。システムの使い方を英語で説明しなければならないのですが、言える言い回しでしか伝えようがないので苦労しています。また、指示されたことを間違いなく聞いて動かないと後々大きな問題になるので、指示の内容は必ず合っているかを聞き返すようにしています」

残されたワーホリ期間はあと1年。この後のプランを尋ねると彼女はこう答えた。「今は、目の前のことをひたすらこなすだけです。猪突猛進ですね。一定のところまで行くことができたら次のことを考えます。そこまで行ったら見えてくるものがまたあると思うんです」

現在、システム・チェンジのタイミングで、土・日も出勤の日々が続くなどハードな日々を送っているそうだが、それも意に介さない。

「すごいしんどいです。ですが、後悔はま全くないです。本当に来て良かったと思っています」

1年後のさらに成長した彼女の姿が楽しみだ。

 

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る