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YouTube、豪スカイ・ニューズを1週間停止処分

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コロナウイルス医学デマ情報防止方針違反と判定

 8月1日付ABC放送は、「YouTube社は、Sky News Australiaの放送内容が同社のコロナウイル医学デマ情報防止方針に違反したとしてSky News Australiaをビデオ掲載1週間停止処分に処した」と伝えている。

 また、YouTubeに掲載されていた過去のSky News Australiaの放送番組がYouTubeから削除された。

 一方、Sky News Australia側は、「テレビ番組プレゼンターがコロナウイルスの存在を否定したことはない」とYouTubeに反論している。

 YouTube側は、「Sky News Australiaには第一回の警告を送り、1週間の停止処分を行った」と発表しており、これに対して、保守系国際的メディアNews Corp Australiaの子会社Sky News Australiaの広報担当者は、「処分はコロナウイルスに関する討論のビデオに関するものだ。出演者は誰もコロナウイルスの存在を否定していなかったし、そのようなビデオが掲載されたことも削除されたこともない。当社は、広範な討論、様々なテーマと視点からの議論が民主主義に不可欠と考えており、支持している。当社は、編集基準や社会基準を厳粛に考えており、それに添うよう努力している」と発表している。

 Google社の所有するYouTubeは、人身の安全健康に関わる内容の掲載を禁じており、コロナウイルスの治療、予防、感染、社会的距離規制など政府や保健当局のガイドラインに反するような内容の掲載も禁じている。

 今後、90日以内に3回違反するとYouTubeから永久に追放されることになる。

 YouTube広報担当者は、「当社は、各国および国際的な保健機関および当局のガイドラインに基づいて、コロナウイルス偽情報の伝播を防止するコロナウイルス医学偽情報防止方針を定めている。また、この方針をどのような掲載者も差別することなく同等に適用している。この方針に基づき、Sky News Australiaチャンネルのビデオを削除し、同社に警告した」と述べている。

 Sky News Australiaは、185万人ほどの購読者がおり、過去12か月に2万本を超えるビデオをYouTubeに掲載してきた。
■ソース
Sky News Australia given 1-week YouTube suspension after breaching COVID-19 misinformation policy

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