7月13日、M4イースト、ハバーフィールドまで延長
7月13日(土曜日)、国内最大の道路インフラストラクチャ・プロジェクトになるウェストコネックスの地下部分第一期工事区間が開通する。
ABC放送(電子版)が伝えた。
これまでコンコード地区で旧道に接続していたグレート・ウェスタン・ハイウェイの自動車道、M4の延伸計画はホームブッシュから旧道パラマッタ・ロードの地下を通り、ハバーフィールド地区でウェスタン・ディストリビュータやパラマッタ・ロード、さらにロゼル地区やセント・ピーターズに伸び、M5と接続するなど、総延長33kmの地下自動車道計画が進められてきた。
ハバーフィールドまでの地下区間5.5kmは西行き、東行き2本のトンネルにそれぞれ3車線が収容されており、新区間の通行料金は最高$4.27、M4全線の最高料金は$7.89になる。また、開通後は1万台のトラックがパラマッタ・ロードからウェストコネックスに移ると見込まれている。
また、ウェストコネックス計画全線が開通するのは2023年の予定になっている。
グラディス・ベレジクリアン保守連合NSW州政権は900億ドルを計上して大規模な交通インフラストラクチャ・プログラムを立ち上げており、ウェストコネックス・プロジェクトはそのうち168億ドルの道路計画。
NSW州のドライバー団体、NRMAは、「開通からしばらくは無料期間を設け、ドライバーに新しい自動車道を経験させた上で有料道路を利用するか、無料の旧道を利用するかを決めさせればいいのではないか」と、無料期間を提案している。
ベレジクリアン州首相は、「今後2年以内に、1日67,000台がウェストコネックスを利用するようになる」と見込んでいる。
■ソース
Sydney’s WestConnex motorway to open this weekend