QLD州、新たに8,508人が陽性、死者も21人

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高齢者施設で7人、未接種4人、ブースター接種2人など

 QLD州は、2月4日午後8時までの24時間に新たに8,508人がコロナウイルス陽性と判定された。

 2月5日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、

 2月5日、同州のジョン・ジェラード主席医務官が記者会見に立ち、伝染のピークは過ぎたが、21人が亡くなっており、同州では2020年3月のパンデミック宣言以来最悪の数字になったと語っている。

 21人のうち、2人はブースター接種を受けていた。死者は60代から90代と高齢者に偏っており、7人は高齢者介護施設入居者だった。また、4人が未接種者だった

 同州ではコロナウイルス感染症のために790人が入院しており、そのうち63人は私立病院に入院している。また、48人がICUに収容されて治療を受けている。

 ジェラード主席医務官は、「高齢者介護施設の入居者もブースター接種を受けることが大切だ。毎日、ブースター接種を受けずにコロナウイルスで亡くなる人を報告しなければならないのはつらいことだ。誰でも知っているように、人口を、特に高齢者を重症化や入院化、ICU、死亡などから守るためにも3回目の接種であるブースターを受けてもらいたい」と語っている。

 さらに、「70歳以上の州民の70%がブースター接種を受けている。受けていないのはわずか30%に過ぎない。しかし、この24時間に死亡した患者の90%が未接種者だった」と嘆いている。
■ソース
Queensland records deadliest day of the pandemic with 21 COVID-19 deaths and 8,508 new cases

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