全国平均1リットル253円 減税前と比べて11%下落

オーストラリア・ペトロリアム研究所の週報によると、4月12日までの1週間のガソリン小売価格は全国平均で1リットル当たり224.5豪セント(約253円)となり、前の週と比べて15.6豪セント(6.5%)下落した。
オーストラリア連邦政府は1日、ホルムズ海峡封鎖に伴う燃料高騰を抑制するため、3カ月間の限定措置として燃料税を半減。ガソリン1リットル当たり53豪セントだった同税を26.3豪セントに引き下げている。
減税前の3月29日までの1週間の253.4豪セントと比べると28.4豪セント(11.4%)安くなっており、一定の効果は出ている。だが、米・イスラエルによるイラン攻撃開始直前の2月22日までの1週間(171.0豪セント)と比較すると、まだ31.3%高い水準にある。
なお、日本人在住者が多いシドニー北郊クロウズネストのガソリンスタンド「アンポル」では、14日現在、最も安いエタノール10%入りのレギュラーガソリン「E10」が1リットル216.9豪セント、レギュラーガソリン(オクタン価91)が218.9豪セント、ハイオク(オクタン価98)が243.9豪セント、軽油が320.4豪セントとなっている。
軽油の価格が税制上優遇されている日本と異なり、オーストラリアでは軽油とガソリンの税率は同じ。需給の関係から、軽油の価格はガソリンより高い。軽油はトラックなどの物流や農業などの産業を支える重要な燃料だ。高止まりが続けば、サプライチェーン全体のコストを押し上げ、インフレに油を注ぎかねない。
◼️ソース
Weekly Petrol Prices Report – Week Ending 12 April 2026(Australian Institute of Petrol)