今後の追加利上げに含み

中央銀行・豪準備銀(RBA)は16日、政策金利を4.35%で据え置くと発表した。金融政策を決める会合を15・16日に開き、全会一致で了承した。据え置きは事前の市場予測通りだった。
RBAは昨年後半に再燃したインフレ圧力を抑えるため、今年2月に2年3カ月ぶりに利上げに踏み切っていた。その後、5月まで3会合連続で0.25ポイントずつ引き上げていた。
RBA理事会は声明で「(中東情勢の緊迫による)燃料価格の上昇は、インフレに直接影響を与え、他のモノやサービスに波及しつつある」との認識を示した。その上で、3回の利上げによって金融環境は引き締まり、経済成長が減速する兆しはあるものの、「インフレは依然として高水準にある。複数回の利上げと原油供給の混乱による影響を精査しつつ、政策金利を据え置くのがふさわしいと判断した」と指摘した。
今後の金融政策については「物価の安定と完全雇用を実現するため必要な措置を講じる。必要なら政策金利の引き上げも検討する」と述べ、今後の追加利上げに含みを残した。
RBAは次回の会合を8月10日・11日に開く。
■ソース
Statement by the Monetary Policy Board: Monetary Policy Decision(RBA)