オーストラリアで初の鳥インフル「H5亜型」感染か 弱った渡り鳥に陽性の疑い

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コリンズ連邦農相、警戒呼びかけ

 オーストラリアのジュリー・コリンズ連邦農林水産相は19日、致死性の高い鳥インフルエンザ「H5亜型」の感染例が、国内で初めて見つかった可能性があると表明した。公共放送ABCが報じている。過度に恐れる必要はないが、警戒する必要はありそうだ。

 西オーストラリア州南部の遠隔地で発見された病気の渡り鳥を調べたところ、H5亜型の感染が疑われたため、サンプルを連邦科学産業研究機構(CSIRO)の施設に送り、精査している。結果は20日にも判明しそうだという。

 H5亜型の感染が確認されていないのは、世界でオーストラリア大陸だけだった。陽性反応が出れば、全大陸に感染が広がったことになる。

 H5亜型は、鳥類から他の動物に感染が広がっている。アルゼンチンではゾウアザラシの幼獣、南極大陸ではペンギンやアザラシ、アシカなどで大量死が確認されている。

 コリンズ農林水産相は、弱ったり死んだりしている鳥や動物を見つけても直接触らないよう呼びかけている。安全な距離から写真を撮り、政府のウェブサイト(birdflu.gov.au)に報告するよう要請している。

 H5亜型の感染が国内で拡大した場合、養鶏や畜産業に大打撃を与える可能性がある。鳥インフルは稀にヒトに感染することもある。

 コリンズ農林水産相は「H5亜型の感染が確認された場合、身が引き締まる思いがするだろうが、世界中に拡大していることを考えれば、予期していなかった事態ではない。私たちは十分に対応し、コントロールすることができる」と述べた。

■ソース

Suspected detection of H5 strain of bird flu in WA, which would be first in Australia(ABC News)

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