1リットル当たり32豪セントから16豪セントに

オーストラリア連邦政府は21日、ガソリン・軽油の高騰を和らげるための3カ月限定の燃料税減税を7月1日以降、約1カ月延長すると発表した。ただし、引き下げ幅は半分に縮小する。
政府は4月1日以降、ガソリンや軽油1リットル当たり52.6豪セントかかる燃料物品税を32豪セント引き下げ、20.6豪セントとしていた。減税措置は6月30日に切れるが、7月1日から8月2日までは通常より16豪セント引き下げる。税率は1リットル当たり36.6豪セントとなる。
アンソニー・アルバニージー首相によると、1回当たり65リットルの標準的な給油の場合、通常時の税率(1リットル当たり52.6豪セント)と比較して、平均11豪ドルの節約になるという。
オーストラリアのガソリン・軽油の小売価格は、米・イスラエルによるイラン攻撃に伴うホルムズ海峡の封鎖の影響で急騰した。しかし、4月以降の燃料税減税の影響や、停戦期待を背景に原油価格が下落していることから、小売価格は落ち着いてきている。
オーストラリア・ペトロリアム研究所(AIP)の週報によると、6月21日までの1週間の平均ガソリン小売価格は全国で1リットル当たり165.8豪セントと前週比で3.5%減少した。ホルムズ海峡封鎖前の水準におおむね近づきつつある。
■ソース
Additional fuel excise relief for the month of July(Prime Minister of Australia)
Weekly Petrol Prices Report – Week ending 21 June 2026(Australian Institute of Petroleum)