追加利上げ観測高まる! オーストラリア労働市場、底堅く

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失業率は先月と同じ4.4%

 オーストラリア統計局(ABS)が23日発表した雇用統計によると、6月の失業率は4.4%(季節調整済み)と先月と同じだった。新規就業者数は約7万6,000人増え、このうち約4万7,000人がパートタイム労働者だった。失業者は1万3,000人伸びた。労働参加率は67.0%と前月比で0.3ポイント上昇した。

 足元のオーストラリア経済は、成長鈍化、インフレ加速、利上げの悪影響といったマイナス要因に見舞われている。にもかかわらず、雇用の強靭さが改めて確かめられたと市場は見ている。

 このため、中央銀行の豪準備銀(RBA)が追加利上げに踏み切るとの観測がより強まっている。公共放送ABC(電子版)によると、金利先物相場が織り込む8月の利上げ確率は、今週はじめの23%から32%に上昇した。年内の利上げ確率は80%から97%に伸びた。

 ABCによると、8月利上げについては、エコノミストの見方が分かれている。「RBAが8月会合で0.25ポイントの追加利上げを行うと予想している」(金融大手AMPのダイアナ・ムシナ氏)との声が出ている一方、コモンウェルス銀やJPモルガンは据え置きを予測している。

 RBAは今年2月以降、3会合連続で0.25ポイントずつ利上げを行い、政策金利を4.35%としている。8月10・11日に次回会合を開く。

 金利動向を占う上で次の焦点となるのは、ABSが29日に発表する6月の消費者物価指数(CPI)のデータだ。CPI上昇率(前年同月比)は3月4.6%、4月4.2%、5月4.0%と高水準で推移している。足元ではイランでの戦闘再開を背景に原油価格が上昇。今後、下落していた国内の燃料価格が再び上昇に転じ、インフレ圧力が高まる可能性がある。

■ソース

Unemployment rate remains at 4.4% in June(ABS)

Labour Force, Australia(ABS)

Markets live updates: ASX trading higher as Tesla shares plunge, unemployment rate remains steady(ABC News)

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