ライオンが販社設立

オーストラリアのナチュラル・スキンケアのブランド「Sukin」(スーキン)が、日本市場に上陸する。日本の生活用品大手ライオン(東京都台東区)が7月31日、同ブランド商品の輸入・販売を行う100%子会社「スーキン・ジャパン」を設立した。今年11月に国内販売を始める。
ライオンは今年1月、スーキンの親会社だったオーストラリアのPNBコンソリデーテッドの全株式を取得し、傘下に収めていた。アジア市場への本格進出の第一歩として、日本国内に販売拠点を築いた。
スーキンは2007年、南部メルボルンで創業。23年に親会社のBMXが破たんし、PNBがブランドと生産施設を取得していた。自然由来の原料、ビーガン(動物由来の原料不使用)、動物虐待なし、カーボンオフセット(温室効果ガス排出実質ゼロ)、リサイクル可能な包装など、環境保護や社会的倫理に則したスキンケアやヘアケア、ボディーケアの商品をオーストラリア国内工場で生産している。
ほかの自然コスメブランドと比べて低価格が特徴で、オーストラリア国内のドラッグストア・チェーン、大手スーパーなどで流通している。ライオンによると、オーストラリアの「ビューティーケアブランド市場」のうち「ナチュラルケアブランド」の売上高でトップシェアを誇る。
オーストラリア発の自然コスメ、日本市場に浸透
日本進出で先行しているオーストラリア発の自然コスメ・ブランドの例としては、ジュリーク(Jurlique)やイソップ(Aesop)がある。
1985年に南オーストラリア州アデレードで創業したジュリークは、オーガニック(有機無農薬)認証を受けた自社農園で化粧品の原料となる植物を生産。投資ファンドによる買収を経て、2012年に日本の化粧品大手ポーラ・オルビスグループが取得。日本国内に販売網を築いている。
イソップは1987年、メルボルンのヘアサロンからスタート。ビーガンのスキンケアやフレグランスのブランドとして国際展開し、日本市場でも百貨店などで全国展開し、存在感を示している。25年に仏化粧品大手ロレアル・グループが買収し、日本法人のイソップ・ジャパンも吸収合併している。
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■ソース
オーストラリア「Sukin」ブランドの輸入・販売を行う国内100%子会社の設立に関するお知らせ(ライオン株式会社広報部)