オーストラリア高速鉄道計画「ステージ1」、日立など3社選定

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既存車両の改良型に 日本の新幹線も有力!?

日立製作所と東芝などの企業連合「日立東芝スープリーム・コンソーシアム」がこのほど初出荷した台湾高速鉄道向けの新型車両「N700ST」。JR東海の新幹線車両「N700S」をベースとしている(Photo: Hitachi Rail Ltd)

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 日本の新幹線車両「N700S」などの製造を手がける日立製作所が候補に入った。オーストラリア東海岸を縦断する高速鉄道構想のうち具体化している「ステージ1」(東部シドニーと地方都市ニューカッスル間)の車両・運行システムについて、連邦政府は19日、下記の事業者3社を選定したと発表した。正式決定前の「開発フェーズ」に参画させる。

日立レールSTSオーストラリア(日立製作所の在豪法人・日立オーストラリアのグループ会社)

アルストム/UGLジョイント・ベンチャー(フランスの鉄道車両製造大手アルストムと、オーストラリアの同UGLの合弁)

ARCジョイント・ベンチャー(ドイツの総合電機・鉄道車両大手ジーメンスと、英建設コンサルタント大手モット・マクドナルドの在豪法人の合弁)

 連邦政府は今年2月、南部メルボルンから東部シドニーを経由して北東部ブリスベンに至る全体構想(南北おおむね1,800〜2,000キロ)のうち、シドニーとニューカッスル間のステージ1(約160キロ)について、事業化を検討すると発表していた。2年後をめどに最終的な投資判断を行う。

 それまでの期間を開発フェーズと位置付け、ルートの詳細や線路設計、認可手順、費用対効果など実現可能性を精査する。今回、候補となった3社は、高速鉄道の車両デザインや運行システムを提案する。

 オーストラリア初となる高速鉄道の車両は、完全な新開発ではなく、既存車両の改良型となる。政府は声明で「各社の取り組みは、世界各国ですでに実用化され成功を収めている車両・システムを基盤とする」と述べた。

 計画によると、高速鉄道の最高速度は時速320キロ。在来線で約2時間40分かかっているシドニー・ニューカッスル間は約1時間で結ばれ、通勤・通学圏内となる。

■ソース

High-tech trains ahead for High Speed Rail(The Hon Catherine King MP, Minister for Infrastructure, Transport, Regional Development and Local Government)

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