株価は8%上昇

英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」(電子版)は25日、東京海上ホールディングスがオーストラリアの保険大手「サンコープ・グループ」(本社クイーンズランド州ブリスベン)の買収計画を進めていると報じた。関係者2人の話として伝えている。公式発表はない。
報道によると、東京海上はサンコープと同業「インシュアランス・オーストラリア・グループ」(IAG)、カナダの「インタクト・フィナンシャル・コーポレーション」の3社の買収を検討した結果、サンコープが最有力候補に浮上したという。
時価総額は、サンコープが約140億米ドル、IAGが130億米ドル、インタクトが340億米ドル。インタクトは候補から外れたとしている。ただ、買収交渉が合意に至る保証はないという。
株式市場は報道を好感した。シドニーのオーストラリア証券取引所(ASX)では25日、サンコープ株は1株当たり19.370豪ドルと前日終値比で7.971%上昇し、この日の取引を終了した。
サンコープは1902年創業の農業銀行「クイーンズランド・アグリカルチュラル・バンク」が源流。96年にクイーンズランド州政府傘下のサンコープとメットウェイ銀行が合併。24年には銀行部門をANZ銀に売却し、保険専業となった。損保大手「GIO」や同「AAMI」などのブランドを束ねる。
■ソース
Tokio Marine plots multibillion-dollar deal after Berkshire takes stake(Financial Times)