いくらなんでも高すぎない? 初の折りたたみiPhone、オーストラリア価格は約40万円〜

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一番高い2TBモデルは約60万円

カラーはホワイトとブラックの2つから選べる(Photo: Apple)

 米アップルは現地時間の9日、同社初の折りたたみスマホ「アイフォーン・デュオ」(iPhone Duo)を発表した。オーストラリアでの販売価格は、3,499豪ドル(約39万円)から。10日午後10時(オーストラリア東部時間)からオンライン予約を受け付け、23日から販売する。

 オーストラリア市場での価格設定(下記)は、本国の米国(1,999米ドル〜)だけではなく、日本(36万4,800円〜)と比べても割高となっている。

ストレージ容量                 価格
256ギガバイト                  A$3,499
512ギガバイト                  A$3,899
1テラバイト                      A$4,699
2テラバイト                      A$5,899

 利子0%の24回の分割払いも利用できる(承認が必要)。ストレージ容量256ギガバイトのモデルの場合、月々の返済額は145.79豪ドルとなる。

ディスプレイ面積はPro Maxの1.5倍

 デュオは、7.6インチ(展開した状態)とアイフォーン・シリーズ最大のディスプレイを搭載。同時に発表した「アイフォーン・プロ・マックス」の6.9インチと比較して、ディスプレイ面積は50%大きいという。

 広いディスプレイは、複数のアプリを同時に立ち上げて使う「マルチタスク」に最適化。チタニウム製のフレームとヒンジカバーを採用し、広げた状態での見た目の美しさと耐久性を追求したとしている。

 心臓部には、最新の「A20プロチップ」を搭載。処理能力は、従来の最高峰モデル「17プロ・マックス」と比較して20%速いという。2個のバッテリーを備え、ビデオ再生時間も同5時間長いとしている。

ターナス氏の下で初の大型新商品

 折りたたみスマホの市場では、韓国サムスンや米グーグル、中国勢が先行していた。横開きの「ブック型」や、縦開きの「フリップ型」のほか、3つ折りの「トライフォールド」も商品化され、高価格スマホの一分野として定着しつつある。だが、高価格がネックとなり一般層に普及しているとは言えない。

 アップルは今年、カリスマ的存在だった故スティーブ・ジョブズ元最高経営責任者(CEO)の後を継いだティム・クックCEOが退任。大きな節目を迎えている。クック氏は業績拡大や財務で手腕を発揮し、アップルを時価総額で世界最大級の企業に成長させた。

 ただ、アップル製品はクック時代の約15年間、ほぼ既存技術の進化にとどまった。ジョブズ氏がかつて開発したパソコン「マック」、携帯型音楽プレイヤー「アイポッド」、そしてアイフォーンといった「破壊的イノベーション」は生み出せなかった。

 そこで、9月1日に新CEOに就任したのが、生前のジョブズ氏の薫陶を受け、ものづくりで経験を積んだジョン・ターナス氏だ。新体制の下で初の大型新商品となった後発のデュオが、折りたたみスマホ市場をどこまで攻略できるかが注目される。

■ソース

New iPhone Duo(Apple Australia)

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