2年ぶりに外洋クルーズ船、シドニー・ハーバーに入港

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パシフィック・エクスプローラ号、クルーズ周航再開に

 4月18日付ABC放送(電子版)が、2年ぶりに外洋クルーズ船がシドニー・ハーバーに入港したと伝えている。

 2020年3月8日、ニュージーランド周航から帰ってきたルビー・プリンセス号がサーキュラ・キーの外洋航路ターミナルに停泊した。下船後、入国手続きが確実に行われないまま船客は各州の自宅や国外に戻っている。しかし、船客の一部から広がったコロナウイルスで帰宅後に900人以上が感染し、28人が死亡している。この事故で外洋クルーズ船のオーストラリア寄港が禁止されていた。

 4月17日に外洋航路船のオーストラリア寄港禁止が解除された翌日の18日午前10時300分頃、シドニー・ハーバーに入ったパシフィック・エクスプローラ号はP&Oクルーズ・オーストラリア社の船だが、同社はルビー・プリンセス号のカーニバル・コーポレーション社の子会社でもある。また、日本の横浜港でコロナウイルスのために長期停泊したダイアモンド・プリンセス号はルビー号と同じカーニバル社の船だった。また、世界のクルーズ会社のほとんどがカーニバル社の子会社になっている。

 18日朝には岸壁から市民が見守り、タグボートが放水する中をクルーズ船が外洋航路ターミナルに横付けした。船上には乗員250人が乗り合わせているが、まだ乗客はいない。

 同船は、コロナウイルスのために外洋クルーズ航路がどの国からも禁止された後、他のクルーズ船と共にキプロス島に停泊していたが、4月17日の解禁予定に合わせて18,000kmの航海を終え、18日朝にサウス・ヘッドとノース・ヘッドの間に姿を現した。

 2022年に同船が船客を乗せて出航するのは5月31日で、ブリスベンに向けて出港する。また、船上でのコロナウイルス蔓延を防ぐ厳しい防疫計画を設置しているとしている。

 また、国際クルーズ航路協会オーストラレージア&アジアのジョエル・カッツ会長は、「既に86か国で外洋クルーズ航路が再開され、1,000万人以上の船客を運んだ」と発表している。また、「旅行代理店でも未曾有の売れ行きだと報告している」と語っている。
■ソース
First cruise ship to arrive in Australia for two years due to COVID-19 pandemic docks in Sydney

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