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VIC州の汚水からオミクロン株亜系統新種検出

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これまでの一般的な株よりも強い感染力の可能性

 4月30日付ABC放送(電子版)は、VIC州メルボルン市南東部の汚水サンプルからコロナウイルス・オミクロン株からBA.2.12.1亜系統が検出されたと伝えている。

 オミクロン株はこれまでも世界でBA.1、BA.2などの亜系統が発見されているが、これまでのデータでBA.2.12.1はBA.2よりも感染力が強いとみられているが、毒性についてはBA.2より強いということは実証されていない。

 BA.2.12.1亜系統はアメリカでは新感染者の約3分の1がこの亜系統感染者とみられているが、オーストラリアで発見されたのは今回が初めて。

 州保健省は、この亜系統がメルボルン南東部プラーン地区の汚水集水域で検出されたと発表している。このBA.2.12.1はBA.2の下位の系統で、現在、国内のコロナウイルス患者の大部分がBA.2系統に感染している。

 BA.2.12.1亜系統はヨーロッパでも広がりつつあるが、まだデータを集めている段階であり、BA.2.12.1がBA.2よりも感染力が強いのか、毒性は弱いのかなどの詳細は明らかになっていない。

 そのため、州保健省は、同亜系統が検出された汚水集水域のコロナウイルス感染検査PCRサンプルのゲノム解析で、同亜系統の広がりを調査することになると発表している。

 一方、4月初めにメルボルンの汚水集水域で一度だけ検出されたBA.4、BA.5の系統についてはそれ以後まったく検出されていない。

 VIC州では4月29日夜までの24時間に新たに9,064人がコロナウイルス陽性と判定され、アクティブ患者は54,992人になっている。また、コロナウイルス感染症入院患者は448人、そのうち30人がICUに収容されて治療を受けており、3人が酸素吸入装置を着けている。

 16歳以上のVIC州人口のうち67%が、ブースターを含めた3回の接種を浮けている。
■ソース
COVID-19 Omicron subvariant BA.2.12.1 detected in Australia in Victorian wastewater

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